故に貴方へ♡を渡す。【詩】
何か親近感の湧く文章や詩は、
読むとすんなり入ってくる。
言葉もテンポも何もかも波長のあったそれは、
もはや幼馴染のような懐かしさや
小春日和の過ごす心地よさに包まれるような。
はたまた、暗く尖った言葉でも、
まるで同じ世界にいるような、
どこかで出会ったような。
知っているようで知らないそれは
分身した私を見ているようで
私とは違う誰かだと分かるものでもある。
私は本当に良いと思ったものに素直になりたい。
嘘偽りなく、繕うこともなく、
もらうために渡している訳でもない。
貴方にもそうであって欲しいと思う。
そう思うだけ。
私は私にすんなり入ってきたそれに
今日もこれからも♡を渡すのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?