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フェールラーベンとわたし #10

「あ!それサスティナブルじゃない!」

そんな言葉が聞こえる店内が好きです。


近ごろ急に市民権を得てきた「サスティナブル」という言葉をご存知でしょうか。

由来は英語の「Sustainable」
意味は「持続可能(な)」

最近使われてる意味合いでは、環境保護に対して“持続可能な社会”を目指すといった形で使われている事が多いですね。

この”持続可能“とは
地球温暖化の原因と言われているCO2の排出量削減など、
限られた資源を使いすぎず、
地球を壊さない様にし
今の豊かな環境をより長く”持続“させようという事。

簡単に言うとこんな感じです。

これが”サスティナブル”
(サステナブルと書く事も。)

サスティナブル

こんにちは、スギノです。
本日6月25日にオープンした<FJALLRAVEN by 3NITY SAPPORO HUTTE>のボス、山内店長より「フェールラーベンとわたし」シリーズ10番手の名誉を拝命しましたので
私スギノがフェールラーベンで働く様になって触れ合った”サスティナブル”のお話を少しさせていただきます。

私は4年前にフェールラーベンの販売員になりました。

当時の私は、「サスティナブル」とは無縁で、
環境保護が大切なのは分かるけれど、地球規模の大きな問題って実感が湧きづらいし、
「何十年後には~...」なんて言われてもよく分からないというのが率直な意見でした。

そんな私もフェールラーベンの理念が詰まったプロダクトに触れていく中で頭の隅で環境問題を意識する様になり
ひょんな事からとても単純な話だったと気づきました。

大好きなスノーボードに行った時のこと、
その年は暖冬と聞いていましたが、例年ならばめちゃくちゃ遊べる積雪量のある時期
多少雪が少なくても楽しめるだろうとノンキに出発しましたが、
その2時間後に落胆

ゲレンデ下部には雪がほとんどなく、上部のリフトのみ運行しておりほんの一部のエリアしか滑れない様な状況...

なんてこった...

「あれ?もしかして...」

温暖化が進み暖冬が増えたら、大好きなスノーボードが出来なくなるのでは、、、?

あれあれ?
温暖化の影響で海面が上昇したら、やっと上達してきたサーフィンを安全に出来る浜辺が減るのでは、、、?

あれあれあれ?
このまま生態系の変化が起き続ければ、大好きなミナミシロサイが絶滅してしまうのでは!?!?

こうしてサスティナブルと出会った私は、ミナミシロサイを守るため...
否、フェールラーベンスタッフとしてサスティナブルを伝える側に回ったわけです。

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さてさて、世間にサスティナブルを広めるにはまず、
店長として店内で広めなくてはいけません。
いきなり温暖化の話をしても”とっつきにくい話”だと思われてしまうかもしれません
いきなりミナミシロサイの話をしても、ただ引かれるだけでしょう。
「店長キモイ...」陰口が聞こえます。

どうしたもんかと悩んでいましたが、結論から言えば杞憂でした。

毎日店頭でフェールラーベンのプロダクトに触れていると、自然とその意識は培われていました。

「ねぇねぇ店長、カンケンはなぜ四角いの?」

「それはね、曲線的なデザインに比べて圧倒的に製造時にゴミが出ないんだよ。」

「ねぇねぇ店長、なんで数ある防水素材の中でECO-SHELLという素材を使っているの?」

「それはね、リサイクルポリエステルを使用していて、撥水加工にフッ化炭素を使用していなくて環境に優しからだよ。」

こんな日々のQ&Aの中でスタッフ達の意識は作られていました。

スタッフの入店動機は様々
”KANKEN”が可愛いから
”販売員”に興味があったから
”アウトドア”が好きだから
”お仕事”として
もちろん”環境保護に興味があった”という理由もあります。

しかし入店理由はどうあれ、サスティナブルという言葉とは無縁の生活を送っていたスタッフ達も
さも当然かの様に冒頭の言葉を発するんです。

「あ!それサスティナブルじゃない!」

この言葉がもっともっと自然と街中で聞こえる様に
これからもスタッフと頑張っていこうと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます!

さてさてこのバトンは...
私の地元、大阪のイクメンこと

FJALLRAVEN by 3NITY ルクア大阪肱岡さん!
よろしくお願いします(^^)/

※こちらのシリーズは、
ハッシュタグ『#連載フェールラーベンとわたし』か
マガジン『FJALLRAVEN』
からまとめてお読みいただけます📚

FJALLRAVEN by 3NITY 新宿小田急ハルク 杉野でした(@^^)/~~~

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