〇〇と僕『て』~ディズニーランドと僕~
ウルトラマン、仮面ライダー、スペースシャトル、ティラノサウルス。
小さい頃からカッコいい物が好きだった。
ニール・ヤング、プレスリー、アラン・ドロン、渥美清。
小さい頃からカッコいい人が好きだった。
彼らの顔が浮かぶ人と、この並びにピンとくる人は50歳以上だろうか。
こんな小生の駄文を読んでいただき、感謝感激雨あられ。
話を戻そう。
小さい頃からカッコいい物が好きだった。
スペシウム光線を練習し、ライダーキックを練習し、気付けば僕30歳。
もしかするとスペシウム光線は出ないのか?なんて考えが芽生え始めたある日、僕はディズニーに出会った。
ひょんなことから友人とディズニーランドへ行くことに。
まったくもって知識はなく、知っているのはミッキーとミニーくらい。
しかし、なぜこれほどまでに多くの人を惹き付けるのかには大いに興味がある。
よし、行こう!と僕は誘いにのった。
友人は何度も行ったことがあったため、何も知らない僕はすべてを託した。
そして当日。
なまら早起き。
冗談じゃないよ、まったく。
眠い目を擦りながら、初めての京葉線に揺られること1時間弱。
舞浜駅へ到着。
周りにはウキウキ浮き足立っている人しかいない。
年齢・性別は様々だが、皆一様にラキラキしている。
朝の新宿のホームとは真逆の世界。
まだディズニーランドには着いていないというのに、その力をまざまざと見せつけられ、30歳初ディズニーおじさんはオロオロするしかなかった。
橋を歩きながらディズニーランドへ向かう。
歩いていると、どこからともなく素敵な音楽がうっすら聞こえてくる。
何だか分からないが僕も心なしかウキウキし始める。
そして列に並び、いよいよ会場。
僕は生まれて初めて夢の世界へと足を踏み入れた。
そこは本当に夢の国だった。
すべてが輝き、幸せの笑顔溢れる夢の国だった。
一切の妥協なく作り込まれた世界観、ゲートをくぐった瞬間にここが日本であることを忘れる。
心踊るアトラクション、感情を揺さぶられるショー、この世とは思えない幻想的なパレード。
中でも1番感動したのはショーだ。
パーク内のいたる所で1日中なにかしらのショーが開催されており、ディズニー上級者の友人のスケジュール管理のおかげで、主要なショーをすべて見ることが出来た。
今まで様々なアーティストのライブも見てきたが、どのアーティストにも勝るミッキーの存在感に圧倒された。
夢の中にいるような時間を漂い続け、僕は満面の笑みで初ディズニーを終えた。
その後何度もディズニーランドへ行った。
ディズニーシーにも行った。
何度行っても新たな発見、出会い、感動がある。
まさか、こんなに好きになるとは思っていなかった。
これからも僕はディズニーランドへ行くだろう。
ディズニーシーにも行くだろう。
しかし、残念ながらコロナが始まってからは行けていない。
今年はディズニーシー20周年。
なんとしても行きたいのだ。
『Jodi Benson / Part of Your World』を聞きながら
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYO 池守
『〇〇と僕』←過去の記事はこちらからお読みいただけます!是非!
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