息は吸えてる
ここのところ、自分自身の体調の波に飲まれて四苦八苦していた。
コントロールできない心身の不調は、どんどん思考を蝕んで、必要以上に自律神経失調症であるということを意識する毎日だった。
この一年間、どんよりした思考回路で同じことを延々と考える癖がついていた。ああでもないこうでもないと。無職で時間があって、暇だったのだ。
コロナ禍で思うように人に会えず、話ができず、インナーマインドと会話しすぎた。修行かよ。自分に向き合いすぎていた。自分は自分としてここにいて、逃れようもないのにこれ以上向き合ってどうする。これ以上、私は私自身と話すことは特にない。人と話したい。他人と話したい。わーーーーーーー!
と、なって、メンタルが地についてからほぼひと月が経った。そこから今、絶望の淵から這い上がるところまでは及ばないけれど、淵に手をかけて外の様子を窺っているところ。
少しの間、地に居たおかげで、そこでどう過ごしたらいいかの知見を得た。だからもう、同じことになっても、たぶん、とりあえず大丈夫。
一切悲劇のヒロインぶりたくはない。元気になりたい。もう、自律神経失調症じゃないみたいに振る舞おう。もう知らない。
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