6月のよもやま

4月末に面接を受けた会社が現実味がないくらいひどくて、そこで疲れがどっと出た。今となってはちょっと面白かったなと思えるくらいだけど、とにかく最高のやばさだった。

漫画コジコジに出てくるゲランみたいな服を着た社長が、面接開始5秒で「マスク取って笑顔で話そう」と至近距離でウインクしながら言ってきた。

嘘みたいだけど本当。このレベルのことが面接時間内に30個くらいあった。悪夢みたいだった。

5月は応募したい求人もなかったので、有休をとって一人で旅行をした。最高だった。知らない街で、そこで暮らしている人みたいに過ごすのが好きで、今回もそうして過ごした。心がすごく解放された。

ただ旅行当日、飛行機に乗る直前にネットニュースで知ったダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの訃報がショックで、旅行中ずっと竜ちゃんのことを考えていた気がする。旅行から帰ってからもよく考えていた。そこからなんとなくぼんやり過ごしていた。

6月になって、そろそろまた動き出さないとなぁと思っていたところ、ここへ来て会社の雲行きが怪しくなってきた。まじかよ。

コロナの影響が遅れてきたというか、なんというか。このまま業績が傾いていくとうんぬんという話があった。
遅かれ早かれ転職予定だったのでそれほど動揺はないけど、この場所で頑張るという選択肢は完全になくなった。

とはいえ、転職エージェントから紹介されたりスカウトがくるのは年間休日105日ばかりでげんなりする。平日はそこそこ残業があってもいいから、休日はしっかり休みたい。
嘆いても年間休日は増えないので、まずは条件の合う求人を待つ。

と、まあそんな感じで転職活動はがんばりたいけど、それだけの一年にはしたくないので、とりあえずよく遊ぶことにしている。美味しいものを食べに出かけたり、相変わらずたくさん歩いたり。

バランスって大事だなと思う。私は人生のバランス感覚が悪い自覚があるので、たまに意識してバランスを取る。取れてるかどうかはよくわからない。

私は外から見ると、すごく器用で動じないように見えるらしい。でも実際はまったくの不器用で、何もかもにものすごく動じる。イメージと正反対。自分を取り繕うのが上手いのかなんなのか。あまり好ましくはない。偽物と本物のバランスを取るのがなかなか難しい。

徹頭徹尾バランスよく生きていかなくてもいいと思うし、なかなかそうもいかないけれど、いつもどこかで意識していないと簡単にひっくり返ってしまいそうで怖いのだと思う。

ひっくり返ってみたところで案外大したことないのかもしれないし、そこから起き上がる方法を知ることのほうが大事なような気もするけど、できるだけひっくり返りたくないという気持ちが強い。長年の性格なので直すのも難しい。いやはや。

文章もうまくまとまらないけど、そんな初夏。早く梅雨明けしてほしい。なんなら夏も今すぐ終わってほしい。

しいたけ占いの下半期のやつ、さらっと読んだけどピンとこない。