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へろへろの7月

3月から始めた転職活動がようやく終わった。
今は達成感よりも疲労感が強い。

転職活動の途中、ダークマター求人に出会してから2ヶ月くらい休んでいたこともあり、今年中に転職できるのだろうかと不安になることもあったけれど、どうにか転職先が決まった。

眩しい社風に吸い寄せられては弾かれるのを繰り返したり、条件面だけものすごく魅力的な求人に魂を抜かれそうになりながらも、最終的には仕事内容を重視して応募した会社との需要と供給が一致した。

転職活動中は、これまで長らく続けてきた職種を手放すことも構わない、未練はないとさえ思っていたにも関わらず、いざとなったらやっぱりやだー!やだやだやだー!と盛大にジタバタし、これまでの経験やスキルを活かしながら新しいことにもチャレンジできそうな仕事に就くことになった。結果的に転職の王道、異業種同職種という堅実な選択に落ち着いた。

しかし100点満点の転職先というのはなかなかなく、懸念点はいくつかある。通勤時間が長くなったり、テレワークがなくなったり。年間休日数の下限は死守したけれど休みかたも変わる。

でも、そこらへんは妥協できると判断したから内定を承諾したわけだし、働かないわけにはいかないし、まあとにかく四の五の言わずにここで働くよ、という気分。

仕事したくない働きたくないと思っていたかつての日々が嘘のように、今は社会の歯車になりたいと思っている。

そして、今回自力での転職を達成することで、これまで人に紹介されて仕事に就くというご紹介スパイラルによって生まれた私のコンプレックスもようやく成仏するのではないかと期待している。(紹介で就職・転職してこられたこれまでの幸運にも感謝の気持ちはもちろんある。でも、なんかつらかった。)

しかしまあ、30代後半、40歳が間近に見える年齢での転職活動はとにかく疲れた。他者にジャッジされたり評価されるたりするたびに、自分がすり減っていくようだった。できればしばらく転職活動はしたくない。しないで済むと信じたい。

希望の会社から内定がもらえてホッとしたのか、ここ数日は毎日過眠状態だった。初出勤まではそこそこ時間があるので、心身ともに整えよう。

このタイミングで渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」を読んだら、なかなか響いた。佐久間さん(元テレ東プロデューサー)の「ずるい仕事術」も読もうかな。

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