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ありのままが美しい

近年とくに海外を中心に「ありのままの自分の美しさ」を提案する流れをよく見かけます。

今日はその事例を紹介します。

1.海外での取り組み
①ランジェリーブランドのKnixでのエイジレスのキャンペーン

ランジェリーブランドのKnixでは、
美しさと年齢は無関係!50歳以上のモデルを起用したキャンペーンを行いました。
動画ではあらゆる人種や体型の女性がKnixの下着を身につけ、エイジレスをアピールしています。

【出典】
https://adgang.jp/2020/08/184710.html

②ダヴの広告で画像加工を行わない宣言

ダヴでは、「ありのままの女性の美しさ」を伝えるために、
すべての広告で画像加工を行わないことを宣言し、独自のマークを作成しています。
ユニリーバは画像加工によって、多くの女性たちが加工された「完璧な」女性像と自分の容姿を比較し、悪影響を与えていると提示。
女性たちが世間が決めた美意識に捉われず、自分の美しさに気づくきっかけをつくっていきたいと考え、上記の取り組みを行っています。


【出典】
https://www.unilever.co.jp/news/press-releases/2018/the-beauty-of-a-natural-woman.html

③グッチによる新たな美の提案


グッチも美の価値観を覆す広告を展開し話題となっています。
肌のしわを修正しない広告や歯並びが整っていないモデルを起用しや口紅の広告など、人種や性別、年齢など様々な特徴を持つモデルが登場し、多様な美を提案しています。

【出典】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ef55cf8c5b612083c4b4363

2.日本での取り組み



このように海外の企業を中心にありのままのあなたが美しいと
様々な取り組みが行われていますが、日本でも貝印の広告が話題になったり、芸人のバービが人気となっています。



①刃物メーカー貝印の体毛の自由の提案


貝印は「ムダかどうかは、自分で決める。」というキャッチコピーで
脇毛を見せた女性の広告を掲載し話題になりました。
『女性は(体毛を)剃るべきで、男性は剃るべきでない』というような従来からある固定観念や風潮に対して、女性も男性も関係なく、体毛を「剃るのも剃らないのも自由」というメッセージを発信しています。

【出典】
https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/freedom-to-shave-and-not-to-shave?bfsource=relatedmanual


②芸人バービーが提案したボディボジティブな下着

バービーは下着メーカー「ピーチ・ジョン」に自身が考えた下着のデザイン画を持ち込み、どんなサイズの女性でも気持ちよく着けられる下着を発売しました。
製品のビジュアル撮影では様々な体型のモデルを起用し、ボディボジティブを発信しています。

【出典】
https://www.wwdjapan.com/articles/1002296


海外から見るとまだまだこういう考えが日本では浸透しているとは言い難いですが、上記のような取り組みや認知は広がってきています。

広告を作成する側としては、どのような広告を作成するか
(加工のレベル、ペルソナはありながらも特定しすぎない文言)等、
課題や難しい点はあるとは思いますが、今後さらにジェンダーレスやボディポジティブ等、「ありのままの美しさ」を重視する傾向が高まりそうですね。

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