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『PLUTO』のグッズ展開のお陰で毎日が楽しい話 ~anan、BEAMS、そしてポップアップストア~

『PLUTO』、見てますか。
配信開始から数日経過した今、恐らく全世界の老若男女が、ノース二号に恋をし、サラダを残そうとして妻に叱られるブランドに萌え、ヘラクレスの逞しい大胸筋に見惚れているだろうと思われる。

とうとう『PLUTO』が萌えロボアニメだという事が世界にバレてしまうな……などと世迷言を申しながら、一オタクはSNSに溢れる感想やファンアートに舌鼓を打つ日々を送らせて頂いている。
「初見の感想からしか得られない栄養がある」などと言って人様の感想をエンタメとして消費する風潮をあまり好まず今まで積極的にやってこなかった私だが、『PLUTO』に関してはその禁を破ってしまった。
オタクとはすぐに掌返しをするいい加減な生き物なのだ。

それはさておき、名実ともに今季アツいアニメのひとつとなった『PLUTO』であるが、ここに来てなんとコラボやグッズ展開などをし始めた。

すごい! まるで旬ジャンルのようだ!!(※旬ジャンルです)

『PLUTO』の連載を追っていた十代の頃の私が見たら、間違いなく喜びのあまり知恵熱を出すこと請け合いだ。
現在の私も興奮のあまり眠れない日々を過ごしている。そろそろライチュウたち(ポケモンスリープ)にブチ切れられそうだ。

という訳で、今回の記事では『PLUTO』のグッズの話をしていく。
己が後で読み返してニコニコするように書き綴っていこうと思う。


アトムくん、『anan』の表紙を飾る。

本記事のサムネイルとしても写真を用いたが、なんとあの『anan』に『PLUTO』の記事が掲載され、それに伴いアトムの描き下ろしイラストが裏表紙を飾った。

ちなみに表紙は二宮和也さんが飾っている。
前門の二宮、後門のアトムである(?)。
まさか二宮さんと推しが並び立ってしまうなんて……いや、そもそも『anan』に『PLUTO』の情報が載るなんて思ってもみなかった。
というか私の『anan』感がとんでもなく偏り過ぎていて「なんかあの、年に一回ちょっとエッチな表紙になる雑誌だよね!?」というド偏見を抱いていたので、今回を気に改めようと思う。調べたらマメにアニメとコラボしているらしく、可愛い表紙が沢山見れた。「SEX特集」にばかり反応せず、上質な総合カルチャー誌であるという事を肝に彫り込んでおきたい。

「アトムくん、キレイよ……」と感極まりながら雑誌を購入したが、勿論中身もとても充実している。浦沢先生や丸山プロデューサー等、各関係者へのインタビュー記事も掲載されているので、興味がある方は是非お手に取ってほしい。

七大ロボット達、BEAMSでTシャツになる。

推し達がファッションに目覚めてしまった(?)。

突然どうしたんだ。
「ananの次はBEAMSて!!」と思わず往年の桂三枝師匠のように転がりそうになってしまった(年代がバレる比喩)。

しかも恐らく私が観測している限りでは、これが『PLUTO』初のポップアップストアになる。もっとバタ足から始めればよい(クリアファイルとか)のに初手でBEAMSとコラボグッズを出すだなんて、世界最高水準のロボット達は格が違う。流石は私が惚れた推し達である。
しかも開催地は新宿のNEWoMan。オシャレがすぎる。

こちらには開催初日に早速足を運ばせて頂いた。駅ナカに七大ロボット達のポスターが「デーン!」と鎮座していて最高だった。

店員さんが「一緒に撮ってあげましょう」と声を掛けてくれた。

販売されている服はいわゆるキャラTなので「普段使いにはちょっと……」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、現物を目の当りにしたらとても格好良かった。バックに「ドーン!」と配置されたキャラクター達に、イメージカラーが一色刷りされているのだ。
そう、実質七大ロボットにメンカラが付与されたと言っても過言ではない。
しかも解釈が最高なのだ。
特にモンブランが緑、ノース二号がネイビーというのが良い。
「『PLUTO』応援上映会」とかが開催された時には、このTシャツを参考にしてペンライトの色を設定すれば良いと思う。

ちょっとイイお値段なだけあって、どれも綺麗な色だ。

これ以外にも「七大ロボット達のシルエットに、作中登場する花畑の壁画が合成されている」というエモいデザインのTシャツなどもあった。

実は私は、現時点でどれを買おうかまだ迷っている。
気持ち的には全キャラ一気買いして曜日ごとに着たい(ブルーな月曜日には最推しのエプシロン、金曜日は原作ではキンキラキンなゲジヒトがいい)のだが、薄給の身分なので泣く泣く厳選している。どのキャラにも愛着がある分「君に決めた!」をするのが難しい。箱推しの辛いところだ。
やっぱりエプシロンかな。ヘラクレスもいいな。しかしノース二号も捨てがたい。
私は私服に濃い目の青系が多い為、ノースにしたらコーデしやすいかもしれない。

ちなみに、店員さんに「誰が一番売れてます?」と質問したところアトムとのこと。流石は我らが永遠のセンター、日本のアニメの顔、科学の子である。
加えて店員さんは「あと、ノースも……」とおっしゃっていた。
すごいぞノース二号! 流石配信初日に感想の中心になっていただけある。お前が七大ロボットの柱になれ。

七大ロボット&プルートゥ、銀座へ。

新宿の次は銀座。流石は世界最高水準のロボット達だ。しかも今回はプルートゥの怖い顔三連発の服もあるぞ!
余談ですが、ファッション情報サイトでプルートゥの服の画像を拡大して見ようとしたら、マジで怖くてビビりました。子どもが見たら泣くと思う。

こちらはコラボを記念して、浦沢先生のトークライブが配信された。またしても情報を逃していた私はこともあろうに残業をして見逃してしまったのだが、浦沢先生がライブドローイングで描かれたゲジヒトたちを公式Xで見る事ができて幸せだった。

最近浦沢先生が描かれる、前髪がちょっとふさふさなゲジヒトが好きだ。
近いうちに現物を見に行こうと思っている。

ついに出たぞ! アクスタと缶バッジ!!

anan、新宿、銀座、お洒落な服……と推し達のコラボ先に恐れ慄いていたが、遂に「ザ・ポップアップストア!」という風情のイベントが開催された。
こちらも新宿で開催されているので、10月30日(今日だけど)までなら先に紹介したBEAMSのストアとのはしごが可能だ。一時的とはいえ、新宿に2カ所も『PLUTO』のポップアップストアがあるだなんて……!

新宿にはマルイがいっぱいあるので迷子になりかけながら足を運んだが、パネル展示に加え、メインキャラの設定画も沢山見られるので、行ってよかったと心から思った。接写はNGだが写真も撮れるので、推しキャラの資料が欲しい方は絶対に行った方が良い。

というのも、なんとオタクの大好物・身長比較表があるのだ。そしてゲジヒトの身長が185センチであると判明した。
更にはエプシロンも180センチ以上あると確認できた(ゲジヒトよりは低いようだ)。

『PLUTO』はファンブックとかが出るタイプの漫画ではなかったので、当然キャラクター達のプロフィールも作中描かれている範囲の内容しか分からなかったのだ。ロボットだから好きな食べ物というのも無いし……。
エプシロンが最推しとなって十数年、遂に彼の身長を知る事ができて感無量だ。

原作と『PLUTO』の比較、という展示方法、良すぎる。
笑顔のシーンが多い気がする。嬉しい!!

販売グッズはブラインドパッケージのアクリルキーホルダーに缶バッジ、Tシャツにトートバッグ、ステッカー、そして限定品と称されたアクリルスタンド(アトム、ウラン、ゲジヒトの3種類)などがあった。
遂に『PLUTO』のアクリルスタンドが発売される世の中になったのだ。SNSで散々欲しいと呟いていたので本当に嬉しい。
是非これを機会に残りの七大ロボット達やプルートゥのアクリルスタンドも発売してほしい。マジで。
エプシロンのアクリルスタンド出たら絶対売れると思う。出してくれ~!

『PLUTO』で箱買いを経験できるなんて夢のようだ。そもそも箱買いという行為自体が初めてだ。

また、『PLUTO』に限らず原作『鉄腕アトム』のグッズも充実していた。
特筆すべきは『地上最大のロボット』のブラインド缶バッジがあった事だ。

やったー! 令和5年に買える原作版地上最大のロボットグッズだ!
『PLUTO』のグッズが令和5年に買えるのも相当な奇跡だが、こっちも凄い。缶バッジのカラーリングも良い。プルートゥとかボラ―とかお洒落過ぎる。
箱推しオタクとして無論フルコンプを狙いたいところだが、残念ながらこちらの缶バッジは完全ランダム制の為、今回のところは七大ロボットに願掛けする形で7個購入させて頂いた。
さて、結果はというと……

スタンプは悪用(転売・譲渡詐欺等)防止に貼ってあります。念の為。

えっ、めちゃめちゃ運良くないか!?

思わず自画自賛してしまったけど許してほしい。
一応、人生の大半をオタクとして過ごしてきたので、ランダムグッズの非情さ(五連続くらい同じ柄が出るなど)には慣れている。「まあ、強いて言えばエプシロンは絶対欲しいけど、誰が出てもいいしな~!!」という心で購入したが、ここまでダブりがないのも珍しい。エプシロンもちゃんと出してるし……。
あと3種残っているので、こちらも近いうちに再訪しようと思う。
ノース二号が出てくれたらいいな!

そうそう、運が良かったと言えば、購入特典のくじ引きでもエプシロンを一発自引きする事に成功した。

推しの笑顔、10万ルーメンくらい輝いている。

「わあ……!」と思わず声を上げてしまったオタクにすかさず「お好きなキャラですか? 良かったですね!」と温かい声を掛けてくださったマルイの店員さん、その節は本当にありがとうございました(そして申し訳ない)。
流石はアニメの催事に篤いマルイ、オタクの発する呻き声に対するホスピタリティも完璧なのだ。でも次回は本当に気を付けます。

念願のアクリルスタンド

さて、先に述べたアクリルスタンドだが、早速連れまわして写真を撮った。

「君は何にする、アトム君?」「ええとそれじゃあ……アイスクリームを」
ウランちゃんはお洋服の色も鮮やかなので本当に可愛い。映える。

『PLUTO』のアクリルスタンドが出るなんて夢みたいだ。嬉しすぎる。
色付きアクリルに印刷されているところも可愛くて良い。

そう言えば、ゲジヒトとアトムに関しては、ブラインドのアクリルキーホルダーでも同じ絵とイメージカラー(ゲジヒトはオレンジ、アトムは黄色)が使われていたので、「期待してもいいのか……!? モンブランとノース二号とブランドとヘラクレスとエプシロンとプルートゥのアクスタをよ……!」と深読みオタクと化している。

ほんと、期待しております。
グッズ担当者の方……是非とも残りのメンバーのアクスタを、何卒!!


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