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保護猫日記1

こんばんは。
3ldk50です。
猫さんが来ました。
いろいろと揃えてドキドキとワクワクと、入り混じっておりました。すべてが初めてのことです。

怯える猫さん。
慣れるまで時間は掛かると聞いていますが、さて、どのくらいなのだろうか?ネットで調べたり、本を読んだり。

何となく分かったのは、3日くらいの子もいれば半年の子もいる。幅が広い。個性がある。
そりゃ、そうか。人も同じです。

私がお願いした保護施設に、トライアルはありません。決定→引き渡しです。

スタッフさんは常にお忙しそうだか、猫さんを送りに我が家へ来てくれた。それから部屋を見て、少し手直ししていくつかのことを教えてくれ、帰られた。

それから今日で3日目。
ケージの中でうずくまる猫さん。
知らぬ間にご飯食べ、水飲み、おしっこしている。

見るとずーーっと怖い怖いって顔をしている。

だけども、今日初めてニャーンと鳴いたらしい。
外に出たそうだと家族が言うのでケージを開け放つことにしました。
その前にと…これがいけなかった。
抜け毛がボサボサだったので、買ってきた櫛で少しだけとかせてもらうことを思いついた。
身をよじる猫さん。
もう少しだけとかせてね。とやってしまった。

次の瞬間!
シャーッと鳴いて猫パンチ。思い切り引っかかれてしまった。さーっと走り出て、部屋の奥の奥へ。

しまった!
飼ったことないとはいえ、猫さんが身をよじる時点で感じた嫌がっている雰囲気を私は知らないフリをした。ただただお節介。
大丈夫よ、なんて口ばかり。

信頼関係が無いのにこれはないでしょう。
そんな当たり前のこと。

自分の対距離感の無さや、心のひだを感じられていないことを思い知らされました。

それは猫さんも人も同じだ。

奥の奥から出てくる気配はない。

言葉がない分、人よりも辛辣に伝えてくれた。

思えば、子育てもこんな感じでお節介だらけだった。
子どもたちは我慢をたくさんして来たんだろうな。ほんとうにいろいろごめん。

今日はちょっと寂しい夜です。
読んでくださりありがとうございます。

3ldk50



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