ディスクレビュー: 2020 / Shin Guard

従来のScreamo的な様式美から逸脱、それが2020年代のScreamo

Shin Guardの『2020』を聴いて現行Screamo/Skramz、堀直さなきゃ意味わからないなと思って現行バンドを改めて聴き直すようになって色々な発見があった、そんなきっかけになったこのアルバムは自分の中でも間違いなく2019年のBESTとなる1枚。最初聴いた時、よく意味がわからなかったがLordSnowやShirokuma等も活動地域が違っていても共通するのは、音が歪み汚くなっていること、もはや従来のScreamo的な様式美から逸脱し始めていること。Shin Guardも前作までは割と普通なScreamoな印象だったし、正直あまり響かなかったから入荷もしてない。しかし何故このアルバムでここまで根本的な思想が変化してしまったのかはわからないが良い。新規加入した女子ギタリストが狂わせたのか。でも2020年代に向かって新しい音を繋いでいくという姿勢が良い。

tracklist:
1. Motorcade 03:45
2. Epiphany 02:38
3. Soliloquy Of The Hourglass 03:39
4. Kennedy 02:43
5. 2007 03:51
6. Sure 03:51
7. Spears 02:10
8. You Will Be Held Accountable For Your Actions 03:55

Text by Akihito Mizutani (3LA -LongLegsLongArms Records-)
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