私の「夢」にまつわる曲3選

プレnoteフェス、始まってます!

10月15日(金)〜17日(日)に開催される『note CREATOR FESTIVAL 2021』に向けたお題企画として、「 #スキな3曲を熱く語る 」の募集がスタートしました。

この企画は、なんと音楽配信サービスのSpotifyさんが後援されており、受賞者の方には素敵な商品もあるみたいですよ。ということで、noteフェスレポーターの一員である私も早速書いてみることにしました。

私は音楽が大好きです。音楽がない人生は考えられません。音楽は聴くのも好きですが、3歳から18歳までピアノを習っていたので、演奏をするのも好きです。そして、歌うことも好きなので、家の中では頻繁にお気に入りの曲を口ずさんでいます。

そんな私が今回選んだのは「夢」にまつわる3曲です。

叶えたい夢を見つけるきっかけになった曲

Prime of the moon / プライムーン

プライムーンはネルケプランニングが企画する『アイドルステージ』シリーズ(以下「ドルステ」)に登場する3人組ユニットです。ユニット名の由来は「Prime of the moon=新月」。これは、センターの青羽朔くんの名前である「朔」が新月を意味するということ、そして、ゼロの状態から自分たちなりの新たな月となりファンのみんなを照らす眩い光になろうという意味が込められています。

そんなプライムーンの代名詞とも呼ばれているのが、この『Prime of the moon』という楽曲。この曲はメロディーや歌詞がとにかくロマンティック。ステージに立つプライムーンは王子様でいてくれて、客席にいる私たちファンをお姫様にさせてくれる。まさに会場全体が素敵な空間になる瞬間なのです。

本当にこの曲の全てが美しくて大好きなのですが、特に私が好きな歌詞はこのフレーズです。

so far away 僕には君しかいないよ
怒った顔も ふざけた顔も すべて愛おしい

なんて、なんて素敵な歌詞なんでしょうか。私はライブ映像を見るたびにここでいつも涙を流してしまいます。なんと言っても、「僕には君しかいないよ」と歌う三人の表情が本当にキラキラと輝いているんです。私にもプライムーンしかいないよ!

さて、何故この曲が叶えたい夢を見つけるきっかけになったのかと言えば、プライムーンを好きになったことがきっかけで、俳優の大野紘幸さんを応援するようになったからです。

ドルステはちょっと構造が複雑で、一から話し出すとそれだけでひとつの記事になってしまうので今回は簡単に説明しますが、ドルステには中の人という概念がありません。ドルステに登場するアイドルは実在していて、役者はそのアイドルのお友達でありファンなのです。

そういうことで、プライムーンの青羽朔くんを好きになった私は、自然な流れで大野紘幸さんのことも応援するようになりました。そして「大野紘幸さんの写真が撮りたい」という気持ちが芽生えたことにより、写真家になることを目指すようになったのです。

もちろん大野さんの写真を撮って、カレンダーや写真集のような作品に携わりたいというのは、あくまでもひとつの目標であり、ゴールではありません。その他にも、写真家になりたい理由はたくさんあります。だけど、大野さんの存在が私の夢への想いを後押ししてくれていることは確かです。なので、私にとって『Prime of the moon』は、叶えたい夢を見つけるきっかけになった大切な曲なのです。

夢に向かって挑戦している私のテーマソング

ニューチャレンジャー / BOYS AND MEN

BOYS AND MENは東海地方を中心に活動しており、「名古屋の町おこしお兄さん」として歌やダンス、お芝居、バラエティーなどさまざまなジャンルで活躍しているボーイズグループです。

ニューチャレンジャーはテレビ東京系で放送されているアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の主題歌であり、疾走感溢れるキャッチーな楽曲です。誰もが真似できる簡単で楽しい振付も特徴となっています。

この曲はまさに曲名通り「新しくチャレンジする人」に向けられた応援ソングです。底抜けに明るくて前向きな歌詞がグッと背中を押してくれます。その中でも特に私が好きな歌詞は二つあります。

まずは一つ目。

夢見てる僕たち 最高さ

まさにそのままです。夢があるって最高なんです。この歌詞の良いところは「夢見てる人たち」ではなく「夢見てる僕たち」と歌っているところです。夢に向かって挑戦している人を応援していると同時に「僕たちにも夢がある、だから一緒に叶えよう」って寄り添ってくれている感じがします。ただガンバレっていうだけじゃなくて、共にいるんだと思わせてくれる、そんな歌詞です。

次に二つ目。

いつかじゃなくて 今叶えたい

誰しも夢があると思います。「夢なんてないよ」って言う人もいるけれど、本当はひとつくらい「こうなったらいいな」ってことはあると思うんです。

私もそうでした。何事も挑戦する前からどうせ無理だと諦めて、無難な道ばかりを選んできました。今のままでも充分幸せだし、それなりに安定した未来は保証されている。だけど、それでいいのかなっていう気持ちがどんどん大きくなってきた。最初は見て見ぬふりをしていたけど、やっぱり徐々に心の違和感が膨らんできて、やっと自分が本当にやりたいことに向き合うことができた。それが「写真家になる」という夢でした。

約13年間続けてきた写真という趣味。「そのうち上手く撮れるようになればいいかな」って思っていたけれど、そんなんじゃいつまで経っても上達する訳がないってことに気が付きました。そう、「いつか」じゃなくて、「今」叶えるために努力するべきなんだって。

なので、この歌詞にはいつもドキッとさせられていますし、聴くたびに「私は今叶えるための努力ができているかな」って自分に問いかけるようになりました。

この曲はまさに今、夢に向かって挑戦している私のためにあるような曲です。だから、私はこの曲を自分のテーマソングだと思って大切にしています。

私の夢はここから始まっていた

Dream Fighter / Perfume

私が愛用しているフィルムカメラ・OLYMPUS OM-2Nは高校の写真部で顧問をしていた先生の私物を譲っていただいたものです。

入部した当初は部活の備品であるCanon EOS Kissを使用していたのですが、一年生の秋頃には早くもスランプに陥ってしまい、納得のいく写真が撮れない日々が続いていました。

そんな時に「このカメラの方があなたの撮影スタイルに合っていると思うから、貸しますよ」と先生が渡してくれたのが、OM-2N。オートフォーカスのないカメラに最初は苦戦していましたが、少しずつピントを合わせる感覚を掴んでいき、自分のペースで撮影ができるようになっていきました。そのおかげで、私は見事にスランプを脱することができたのです。

しかし、翌年度に先生は他の学校に異動してしまい、カメラを返し損ねたまま気が付けば二年生の五月。

ちょうどその頃、たまたま先生に連絡を取る機会があり、「そういえば、カメラっていつお返しすればいいですか?」と尋ねたら「あげますよ」とサラッと言われました。「いや、そんなのダメです!」と即座にお断りしようとしましたが、「どうせ私はもう使っていないカメラだし、気に入ったならそのまま使い続けてほしい」とのこと。そして、思い出したかのように「五月は誕生日でしょう? プレゼントだと思って受け取ってください」と続けられました。そこまで言われてしまったら、さすがに無理矢理お返しするのも失礼だと思い、私はカメラをいただくことになりました。

私にとって恩師であるその先生は、Perfumeの大ファンでした。ちょうど『ポリリズム』がきっかけで世間に注目され始めた頃だったでしょうか。先生は私たち写真部員にCDを貸してくれたり、部室でライブDVDを見せてくれたり、かなり熱心に布教活動をされており、私はまんまとPerfumeのことが大好きになりました。だから、私にとって写真との出逢いはPerfumeとの出逢いでもあるのです。その中でも、特に高校生の私が勇気をもらっていた曲はこの『Dream Fighter』でした。今でも聴くと、写真部で活動していた時のことを鮮明に思い出します。

いつかまた、先生に私の写真を見ていただけると嬉しいです。

以上、私の「夢」にまつわる曲3選でした。

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