一時帰国:友人との再会と浅草さんぽ
今年の8月の一時帰国についてのnoteを書いているうちに、もう11月になってしまった。あと残り1週間ぐらいなので、がんばって書いてしまいたい。
直前のnoteは、アメリカに行く娘を見送ったこちら↓。
娘を見送って、8月も最終週に入った。
日本に帰国していたら絶対に会おうと決めていた友人たちのうち、以下のnoteにも出ている親友にやっと会う事になった。
帰国直後に連絡はしていたのだが、私が関東圏にいなかったり、戻ってからは彼女の息子さんの模試や塾で中々時間が取れず、やっと8月終わりになって時間が取れた。
せっかくなので、二人でお泊りしてゆっくりしようという事になり、私の家から近い、押上・浅草・蔵前エリアで、彼女がいくつかホテルをピックアップしてくれた。
それらの中から選んだのがこちら。
女性二人だからとレディースルームを予約してくれた。
(それぞれがシングルルームに泊まる)
当日の金曜日は17時チェックインの予定であったが、元夫が使っているポケットwifiが全然使えず(元夫の所にいた)、仕事にならない為、事前にホテルに電話して2時間早くチェックインさせてもらうことにした。
今回の一時帰国ではwifi問題ばっかり。。。次回の課題だ。
ホテルは都営浅草線、A7出口徒歩1分と言っている通り、出口の真正面だった。フロントはお茶会の様な和の雰囲気にされており、フリードリンクやアメニティ(必要な分だけもらう)もここでもらえる。
部屋の鍵を受け取り、自分の部屋があるフロアに移動する。最近はカードキーが無いと上に行けないエレベーターや、フロアに入るにもカードキーが必要なホテルが増えて、安心して泊まれるのが嬉しい。
部屋に入り、とりあえず残っている仕事を片づける。今日に限って色々と溜まってしまっているのはナゼ。他の日はヒマなのに。。。。
友人には、無事にホテルに着いた事、部屋番号を連絡して、とにかく黙々と仕事を処理した。
友人が来たら、思いっきりゆっくりするんだ。
17時過ぎになって、友人も到着したが(隣の部屋)、残念ながら仕事は全部終わらなかった。同僚には、明日残りを確認するので、不明点などあれば教えてもらえる様に言い、出かける事にした。仕事は明日でも何とかなるが、友人と次いつ会えるかは分からない。
友人と対面するのは、何年ぶりだったろうか。
東日本大震災が起きた後、友人は関東を離れて、九州の旦那さんの実家近くに引っ越した。私は2014年にインドに移った。2018年に一時帰国しているが、その時はさすがに九州までは行けず、次回こそはと心に誓った。
会えないままに10年近くの時間が経ったが、彼女は私の記憶のままの彼女だった。
顔をあわせてはいないが、ほとんど毎日LINEで話をしているので、久しぶりな感じも、違和感も感じず、ただ昨日からの続きの様に思える。
二人連れだって、予約してくれた居酒屋に向かう。
歩きながら、電車に乗りながら、居酒屋に着いてからも、
今までの事、今の事、これからの事、
自分たちの事、家族の事、元同僚達の事(彼女は元同僚)、
話は尽きなかった。
毎日あんなに色々話してるのに、まだ話すことあるのが不思議なくらい。
居酒屋からの帰り道、「実はプレゼントを用意しているんだよ~ふっふっふっ」と友人は楽しそうに言う。
友人とは再会した時に、お互いお土産交換をしているので、まださらにプレゼントがあるとは思っていなかったし、どんなプレゼントなのかも想像つかなかったが、わくわくして待つ事にした。
ちなみにお土産を受け取った時に、私が数年前に取得をお願いした、大学の卒業証書と成績証明書(どちらも英文)が入っていたので、二人で笑った。「そう言えば、こんなのもお願いしてたんだっけ~」と言って。
(この時に持って来てくれた卒業証書と成績証明書に、インドに戻ってから助けられることになる。)
ホテルに到着前に「飲みなおすぞ!」と言って、ホテルの向いにあるコンビニでお酒とおつまみを購入し、部屋に戻った。
お酒とおつまみをほくほくとテーブルに広げ始める私の横で、友人はなにやらごそごそとスマホをいじっていたが、やがて、スマホの向うから「あ~3K
さんだ~、元気??」と元気な声が聞こえてきた。
それは、同じく元同僚で友人のTちゃんであった。
私たち3人がまだ同じ会社で働いていた頃、3人で「手芸部」を作ってお休みの日に集まったりして仲良くしていた。Tちゃんは旦那さんの転勤で今は熊本にいるので、今回はスマホで電話参加となったのだ。
3人一緒だったらもちろん嬉しいが、離れていてもバーチャルにつながる事ができる良い時代になった。
2人が3人になれば、また新しい話題も出てくる。お酒を飲んで、おつまみをつまみながら、1時間近くおしゃべりしたのだった。
気が付くと朝だった。
友人はいつの間にか部屋に戻っていたらしく一人だった。
チェックアウトの前に、昨日残っていた仕事も片づけてしまおうと思いパソコンを開いたが、これも夜中に対応していたらしい。
夜の記憶が無いので、ミスなど無いかチェックするも、大丈夫なようだ。
いつやったんだろう、自分・・・(笑)
チェックアウトまで30分ぐらいの頃に、友人が(隣の部屋から)迎えに来てくれて、コンビニで調達したお味噌汁とおにぎりで腹ごしらえ。
荷物をまとめてチェックアウトした。
この日も天気が良く、気持ちはよかったが、さすがに暑いし日焼けしそうだった。
今日の予定は特に決めていなかったが、友人の提案で、浅草に行ってみる事にした。ホテルを後にして歩き始める。日本の、特に東京の良いところは、意外とこぢんまりとしており、たくさん歩けるところだ。インドだと、どうしても歩く気にならない事が多い。
隅田川に沿って、のんびり歩いていくと浅草に着いた。
駅で大きな荷物を預けて、浅草寺を見に行くことにした。
コロナも落ち着いてきたからか、修学旅行の学生達や海外からの観光客など、結構な人だった。
ゆっくり浅草寺を見るのは、中学校の修学旅行以来かもしれない。
あの頃は、仲見世でお土産を選ぶのに忙しく、建築物のすばらしさを良く分かっていなかったなあ、と思いながらゆっくり歩く。
中に入り、手を合わせてから、ふと横を見るとおみくじがあったので、二人で引いてみることにした。
おみくじは吉だった。
それは嬉しかったのだが、おみくじの最後にある(たとえ目的を達したとしても、それは無駄な事に終わります。)と言う一文が気になってしまった。
なんだろう・・・離婚の事を指しているんだろうか?
その後は、焼き肉ランチをして、デパートに行って一緒に洋服を選んだり、100円ショップに行って色々なものを見たり、疲れてお茶したりと、独身に戻った様に久しぶりの外出を心から楽しんだ。
友人の家まではここから少しあるので、お茶した後で、そろそろ帰ることにした。
次はいつ会えるか分からないけれども、いつも繋がっていられる様な妙な自信があって、「またね」と、まるで明日もまた会えるような気軽さで別れた。
彼女は何度も「早く日本に帰って来てよ~」と言ってくれた。
自分が戻って来る事を願ってくれる人がいるのは本当に幸せな事だ。
また近いうちに会おうね!
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