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始めてのインド一人旅:雨に降られつつ海を眺める

(トップの写真には薄~いけど虹が写っています)

9月は連休を利用して、ゴアに行くことにした。

木曜日の夜のフライトでゴアに到着。ホテルに到着したのは夜中近くで、おまけに雨も降っていたので、部屋に入ってまずは寝ることにした。

ゴア一人旅、その1はこちら


次の日、起きた時は晴れていた。

部屋のベランダからビーチが見える。波の音は聞こえるが、潮の香りはそれほどしない。子供の頃に海に連れて行ってもらった時は、近くに行くだけで磯の香りがしたものだったが。日本海とアラビア海では違うのかもしれない。

到着が夜中だったので、ホテルの中も外も全く見れていない。
朝ごはんに行くついでにホテル内を散策してみることにした。

ここは、同僚の女の子おススメのホテル。
ゴアに来た事も無ければ、一人旅も(ほぼ)初めてだったので、最初の2泊はここでゆっくりしようと決めていた。ゴアは北の方はイベントやパーティが好きな人が集まるが(なのでちょっと注意が必要だし、うるさいらしい)、南の方は家族連れやおじいちゃんおばあちゃんがのんびりするのだそうだ。

ホテルの内装もタイルやデザインがかわいらしく、私が住んでいる北インドとは違う雰囲気。ここは旧ポルトガル領なので、その名残なのかもしれないし、ホテルがそのように作られただけかもしれない。

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ずうっと続く廊下に迷いそうになりながら、到着の時に「ここからプールに出られるよ」と教えてもらった階段を降りてみると、ホテルのプールがあり、その向こうに海が広がっていた。

すぐそこは海だったが、お腹が空いていたので、先に朝ごはんにすることにした。海は逃げない。昨日の夜はあまりちゃんとしたものを食べていないので、美味しいものを食べよう。



朝食はビュッフェ形式で、色々なものが並べられており、ついつい目移りしてしまった。

フムスを含むサラダ類、プリ&サブジ(お野菜のカレー)やドーサなどのインドの朝食類はライブキッチンで注文できる様になっており、その他に多くの種類のパンとハム&チーズ類にサーモン(インドではなかなかお目にかかれない)、コーンフレークにフルーツ、デザート・・・。

久しぶりに外国産チーズとポークソーセージ、美味しそうなクロワッサンを見かけた私は嬉しくなってたくさん取ってしまった。

席に余裕があったので、本も持ち込んでのんびりいただく。シアワセ。

このレベルのホテルだとドレスコードもあると思うのだが、ビーチの寛容さもあって、みんな結構カジュアルだ。TシャツやショートパンツにサンダルもOK、と言うかビーチの服だよね。

ただ、どう見ても「それ、パジャマだよね?」と言うカッコの人もいて、最低レベルのドレスコードは死守する様にしたほうがいいよなあ、と思う。



その後は天気も良くなってきたので、プールサイドのチェアで再び本を読みながらうとうとしたり、浜辺まで降りて海を眺めながら散歩したり、部屋に戻ってのんびりしたりして過ごした。

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(ここから↑プールやホテルのビーチに出られる)

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(プールサイドのチェアに寝っ転がると、見えるヤシの木↑)

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(ビーチにバケーションできているハズなのに、ついついスマホを手放せない。(私も))



部屋に戻って、昨日の仕事で中途半端になってしまっていたものを片づけるべく、しぶしぶ仕事用のパソコンを開く。旅行に来てまで仕事したくはないが、これを終わらせておかないと気持ち悪いので、仕方がない。

仕事した後は再び部屋の中orベランダでゴロゴロして過ごした。
ゴアの街はスクーターを借りて散策するのがいい、と聞いていたが、なんとなく部屋にいたくて、午後は部屋の中で過ごした。

(ちょうどクレジットカードも作ろうと思っていたので、その申し込みをしたりと、旅先じゃなくてもできる様な事もしてしまったが、笑)

夕方になってやっと決心がついたので、「よし!スクーターでも借りてみるか!」と立ち上がり外を見たところ、あいにくの雨。

あらら。。。

(外に行こうかな、でも、部屋にいるのもいいしなあ)と思っていたのが天気に反映されてしまったのかもしれない。

じゃあ、お部屋でのんびりしようっと!!



朝ごはんを食べすぎて、お昼は抜きにしたのだが、さすがにお腹が空いてきた。部屋にいたいのでルームサービスを注文することにした。ゴアはお酒が安いと聞いているので、部屋でのんびり飲んで過ごすのもいいな、と思いながら。

一度もやったことが無いので、電話をかけてルームサービスをお願いするのもドキドキだった。

メニューが無くてよく分からなかったが、エビのバターガーリック炒めとモヒートを注文。ワインをボトルで注文したいぐらいであったが、お値段が高かったのでやめにした。自分で酒屋に行って買ったらいくらになるかを知っているので、その3倍も出してまで飲みたいとは思わない。

こういう時はやはり日本が恋しい。近くのコンビニでお酒と食べ物を調達して、部屋でゆっくりしたい。

注文したのはエビだけなので、何かの足しにしようと思い、持ってきたリンゴも出そうと思い紙袋をガサゴソしたら、なんとそこからGが出てきた。

(ヒィっ・・・!!)

声にならない悲鳴をあげて、慌てて振り払う。退治しようと思ったが、相手も早く、サササ・・・。と家具の影に隠れてしまった。

実はこのお方(G)はお昼にもバスルームに出たのだ。すぐに人を呼んで害虫駆除用のスプレーを散布してもらったのだが、うまく逃げ切ってしまったらしい。

再度、人を呼んで、すぐに来てもらったのだが、隠れてしまった虫を見つけ出すのもムリな話である。特にここは海に面したホテルで敷地内に大きな庭もあり、虫がいるのも当然だ。

害虫駆除の人と、ルームサービスの人が同時に部屋に来る事態が発生。

しばらく探してみたものの、見つけられず、もう一度、外注駆除用のスプレーを散布して終わりとなった。注文したエビもモヒートも美味しかったのだが、Gが部屋に出た直後なのでなんとも微妙な気持ちになってしまったのは否めない。

それにルームサービスを高いと思ってしまったので、私にはこのレベルのホテルはまだまだの様だ。



次の日は晴れていた。

ホテルのプールも使えるし、ホテルの宿泊客専用のビーチもあるのだが、肌寒くて水に入る気にはなれなかった。ビーチに来ているのに、水着になる場面がない(笑)

まあ、ホテルの朝食は種類が多くて美味しいし、海の音を聞きながらのんびりできるのは心地よくリラックスできるので、その点は最高だったと思う。

ここに2泊して英気を養ったので、次のホテルに移動して、街を見てみよう。

チェックアウト時間の11時ぎりぎりまで部屋でゆっくりしてから、チェックアウトして、次のホテルに行くタクシーを手配してもらい、移動したのだった。


(部屋の中にあるコントローラー。ベッドサイドにあって、部屋の照明のスイッチを入れたり、エアコンを調節したりできる。ベッドサイドに設置されているのが重要ポイント)

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(上のコントローラーで、部屋に入ってもいいかどうかを設定でき(don't disturb、とか)、それがドアのすぐ脇にあるパネルに表示される。)

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(ドアのデザインもかわいい。ルームナンバーの下にあるチャイム部分に、設定した内容が表示されるようになっている。↓)

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