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17歳の私が顔をだす。


1994.2.20につくった私のエッセイがある。明日〇7歳の誕生日の私が17才だった時の本だ。それこそ高校の頃、選択美術で糸とじで堅表紙の本を作ろう!という授業で作成したものだ。
でも、その本は母曰く私の本質が詰まっているものらしく、初めて出会った人など自己紹介の代わりに貸し出していて今ではすっかり古びた表紙になっている。なぜなら、家族にさえ私は聞かれるまで会話の中で自分の話をほとんどしないからだ。
国語と美術以外赤点に近かった私のそんな稚拙な本の書き出しは今とさほど変わらない。
以下原文そのまま。
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「ポリシー」

多分生まれてこの方私はお世辞というものを言ったことがない。それは、もうポリシーだと思う。でも、人が、お世辞を言うのは私のポリシーだというのならそれはそれでいいんじゃないか。別に自分の思ったことを人に押し付けるんじゃなければどうでも良いと思うのよ。
おべっか使って、それで私を好きになってくれるような人なら、嫌われたほうがまだいいや。生意気だなーっ。(笑)そーやってるから、すぐ敵つくんのか。お世辞を言いたく無ければ黙ってりゃいいと思う。(だからってけなす必要もないけど。だって、けなすのは自分で自分が程度の低い人間だと言っているようで嫌じゃない)。
自分に百人の敵を作ってもポリシーには従いたい。だって悔しいじゃない。これは我慢じゃなくって。自分なりにプライドってのもあるし。ま、それは人それぞれだけどね。よく「あいつにはプライドがないのかっ」とか、「あんたポリシーってもんがないの?!」とかいう人がいるけど、それはなんか違うと思う。自分の中にあるポリシーなりプライドのなりの価値観(?)をその人が持ってないから歯がゆいんじゃないかな。
でも、言われた人にしてみれば、その人と別のところにプライドなりポリシーなりをもってるんだしさ。ほっとけってね。

この続きを誕生日までちょっとづつ公開します。

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