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ベストバウトというより個人的に好きな戦い

金曜日はマニアックな趣味の日
今週は総合格闘技

タイトル通りでいわゆるベストバウトの紹介ではなく、
対戦前の煽り、やり取り、背景を含めて安藤的に一番好きな試合を紹介いたします。

それはPRIDE全盛期にミドル級の絶対王者と呼ばれたヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)とクイントン・ランペイジ・ジャクソン(アメリカ)の2戦目の戦いです。

この二人は通算4度戦っていますが、
2004年10月31日に行われたPRIDEミドル級タイトルマッチでの戦いが抜群に熱かった記憶が刻まれています。


何が良いって、この二人ガチで仲が悪いのが痺れるくらいいいのです(笑)

試合の動画を見ていただければわかると思うのですが、

仲の悪い者同士にしか出せない意地の張り合い、
「ぜってーコイツにだけは負けねー!!」感がハンパない(笑)

この試合に至るまでのネタ振りとして、
一戦目の前、すでに絶対王者として君臨していたシウバに対して、挑発を繰り返していたジャクソンに本気で腹を立てたシウバが乱闘を仕掛けたところが因縁の始まりです。

元来、判官びいきの私はジャクソンに心を置いて観戦していました。この二戦目、1Rはあきらかにジャクソンが優勢、しかし攻め時がラウンドの終盤だったために2Rは急激なガス欠で1発をもらって後、膝蹴り5連発からのロープに身を投げ出しての失神KO。

この結末を見た時に鳥肌が全身を覆った記憶が鮮明によみがえります。

今の格闘技を見て、これと同等の熱さを見つけるのは難しいですね。

競技は違いますが、5月に行われる井上尚弥選手と❝悪童❞ネリ選手とのボクシング世界戦は日本人として背景まで復習して観てみたいと思います。



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