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モーションキャプチャーについて

こんにちは、3Dアニメーターらいはんです。

みなさんモーションキャプチャーってご存じでしょうか。
けっこう世に出回って、モジモジくん(死語?)のような服を着た人が動き回る様子を見た事があるのではないでしょうか。
使っている人たちは、モーキャプって呼びます。
※専門学校時代は、更に訳して「モキャ」って言っていました😙

私も15年以上関わっていたため、久々に最新の超お高いモーキャプ機材を見て、デモなども見ました。

が、しかしっ!

モーキャプについて、光学式の最新型を目にしても目新しさは感じません。

改めて、弱点の認識というか3D自体の弱点である関節の伸び縮みや骨自体のしなり、肌や筋肉の収縮など表現が反映できない限りは限界ではあると思います。

また、人とキャラ比率違いでのズレ、マーカーのノイズ、カメラの歪みによるズレ(キャリブレーションはするのですが)、などなど どうしてもアナログに限界はあります。
モーキャプ自体の進化だけでは追い付けない範囲であるのは分かっている事です。

これはもうだいぶ前から分かっているし、3Dであっても伸び縮みやしなりの表現、筋肉、ごまかしの技術は一部海外大手スタジオでは確立されている感はあります。
日本は、後から技術のおこぼれにあずかる状況が続いており、改めて厳しいなと思った今日この頃でした。

元々モーキャプも国内製品が数多くあったんですが、ビジネスで海外は大学、医療機関、国が力を貸すいうパワープレイが上手であっという間に競争で負けた過去があります。

今、簡易的なモーキャプで日本が巻き返せたら面白い展開があるのかなと少し期待しています。

ちなみに撮影している時って結構楽しいので、またどこかでやりたいですね、。

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