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三軒酎屋 中の人物語 【絶望の谷編】

前回・前々回と、現在三軒茶屋を本格焼酎の街『三軒酎屋』にするために遮二無二頑張っている私の昔話を書きましたが、今回は『絶望の谷編』です。
※ちゃんと落ちます。


様々な追い風を受け躍進していたご当地グルメ『八王子ナポリタン』と私
しかし突然頓挫し、一所懸命に登っていたハシゴを無情にも奪われた話をお伝えします。

快進撃の中で


『八王子ナポリタン』は東京都の認定事業に採択されたり、八王子市内全ての小中学校給食に採用されたり、N清のカップ麺として全国のIオングループで12万食を1週間で完売したりと、順調に進んでいました。

私も発案者として数多くのメディアに取り上げられ、追い風に乗っていました。

悪夢の始まり


しかし、好事魔多しとはよく言ったもので、悪夢は突然襲ってきました。
『八王子ナポリタン』をスタート時に協力してくれた50店舗の飲食店をまとめる団体『八王子ナポリタンクラブ』を設立していました。

規約を作ったり、イベントを考えたり、取材依頼を振り分けたりと、精力的に活動していました。

商標の問題


ところが、団体の仲間だと思っていた人に『八王子ナポリタン』の商標を取られてしまったことが発覚しました。

私が一生懸命に育てた活動を見て「儲かっている」と思ったのでしょう。

しかし、実際には全てボランティアの活動で、移動の交通費や打ち合わせの交際費などは持ち出しで活動していたのです。
※核心の話はいずれ有料記事で…。

学校給食開始の時は
囲み取材を受けた

大切なものを奪われる


『商標』を取られた私は、なす術もなく、大切に育てた我が子を盗まれたような気持ちになりました。
商標の重要性を理解してはいましたが、性善説を信じ過ぎて後手に回ってしまいました。
その結果、しっかりと人間不信に陥り、鬱状態になってしまいました。

次回予告


次回は『絶望の谷編 その2』で、復活しようと動き出して直ぐに転けてしまい、鬱が酷くなったエピソードをお話しします。

商標の教訓


今回の教訓として、商標は大切だということを強調したいです。
商標を押さえていないと、何もできなくなる可能性があります。
周囲からのアドバイスをもっと真剣に受け入れるべきだったと痛感しました。
これを機に、再び立ち上がる気力を取り戻すまでには、かなりの時間がかかりましたが、この経験を糧に、より強く進んでいきたいと思います。
※商標を取っても取った奴に、アイデアと情熱がないから、何だか宙ぶらりん状態の『八王子ナポリタン』がかわいそう😭

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