今年の抱負というか決意というか
後れ馳せながら、明けましておめでとうございます。今年は娘の中学入試でバタバタの年始です。
今時の出願
先日、中学受験を予定している娘の第2志望の学校への出願を済ませました。
昔と違って今時の出願はWebで完結。
便利ですが、予め質問内容がわかる紙での出願と違って、Web出願は「次へ」を押さないと何を聞かれるかが分かりません。普通に毎日通える生活ができない娘にとって、これはかなりの賭けなのです。
娘は4年生の3学期後半から起立性調節障害を患い、登校したくてもなかなか行けない日々が続いています。
「次へ」を押してどんどん質問に答えていく中で、来ました。恐れていた質問が。
足切りの質問?
「6年生の4月~12月までの欠席日数を答えてください。10日以上は理由を記載してください。」
どうしよう。
でも嘘をつくわけにはいかない。
そこで通信簿で出席日数を確認。
177日間あった授業日数の内、138日欠席。
1か月ちょっと分くらいしか出席できていないのかーぁ。
正直、どうこの質問が影響するのかは分かりません。 いずれにせよ、良い方向には働かないことは明らかです。
合格点に到達しても、足切りになるのかもしれない。そんな不安が脳裏をよぎりました。
不安が押し寄せる
前日のZoomでの塾の授業でのこと。
先生が入試間近の子どもたちに発破をかける。
「字の汚いやつと、姿勢の悪いのは点数良くても受かんないぞー!」
子どもたちのなんでー?という疑問にこう言い放ちました。
「学校はヤバそうなやつに来てほしくないんだよ。」と。
最近睡眠時間がズレズレの娘はZoomでもなかなか最後まで参加できず、
私が半分以上ノートを取っている状態です。
もう嫌な予感しかしない。
入試の日が近づくにつれ、どんどん不安な気持ちが膨れていっています。
どの志望校にも、受験を決める前に、娘の健康状態について伝え、受験に支障がないかは予め確認していたので、安心していたのです。
「塾の先生は、何がなんでも受かってほしいから、 本人に言いにくいことも正直に伝えるよ。でも学校はそうじゃない。欲しくない人 は落とすだけなんだ。」
当たり前だけど、 先生の言う通り。
そう考えると、やはり足切り候補に入ってしまうのか・・・・
頭が真っ白になり、しばらくノートを取る手が止まっていました。
はっと我に返り、焦りを娘に悟られないよう、必死に何事もなかったかのように振るまいました。
それでも娘の意志は強い
でも、これは本当はもう、予想していたことです。
6年生のはじめに、娘の受験への意欲を確認してから、2か月に一度は再確認。
いばらの道かもしれない、と何度も伝えました。あとからでも何とかなる、道は色々あるんだから、と。
でも娘は頑なでした。
眠れなくても、起きてる時間が数時間しかなくても、それでもやると言います。
なんとかして合格させてあげたい。
幸いにも今回は第二志望の出願ですが、第一志望の出願では何が聞かれるのだろうか・・・。
合格点ギリギリでは足切りに合うかもしれない。もっと高い点数を狙わなければいけません。
なるべく無理をさせずに、今からどれだけ点数を上げられるか。
それはもう完全にギャンブルです。
果たして勝算はあるのでしょうか?
そして私の抱負というか決意へ
子どもに平等の機会を与えてもらうことがこんなにも厳しく、万里の長城のような壁を見上げている私のような人が、世の中にいったいどれだけいるのだろうか。
合格できなかった時の最悪のシナリオを考えつつ、そんなことに思いを巡らせています。
今年はこういう厳しい現実を目の当たりにしている子どもたちに、私にできることがないか、探していきたいな。 権利が要らない笑顔を届けられる人を目指して。
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