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転職活動面接、相手に伝わる「ストーリー」が重要

こんにちは!
3兄弟ママのみなとです。
9月から転職先の会社で働くことが決まっており、現在有給消化中です。

今回は、転職活動における面接で大切なポイントの話。

以前の記事で、いかに「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかがカギとなると書きました。

今回は、転職活動の面接において、面接官に「この人と一緒に働きたい」とイメージができるように気をつけたポイントをお伝えしたいと思います。

納得できる「ストーリー」が必要

究極、転職しなくていいならしないほうが良いですよね。
転職活動自体に相当のエネルギーが必要ですし、実際転職をすることによって、職場の関係や自分の経験はほぼチャラになるといっても過言ではありません。慣れた環境で自分の経験やスキルを活かしながら同じ職場で働き続けることができればそれが一番良いと思います。
それでも、転職をする。転職に至るまでの困難を上回るほど、熱量があるのだということがとても大事です。

では、その熱量(パッション)を実際に面接の場でどのように相手に伝えるのか。ここで「ストーリー」が重要になってきます。

今までどんなことを大切にして仕事をしてきたのか(過去)→どんな思いで転職活動をしているのか(現在)→これからどんなことをしたいのか、どんな能力を発揮できるのか(未来)

あなたが今までどんな仕事をしてきて、どんなことを大切にしてきたのか。そして、どういう課題意識を持って、今転職活動をしようとしているのか。さらには、もし転職した場合にどんなことをこれから実現したいのか、それを実現するためにどのような能力を持っているのか。
こうした過去~現在~未来に一貫したストーリーを語れることが、とても大切になってきます。

そもそも、面接という短い時間で相手のすべてを理解することは不可能です。一貫性のある「ストーリー」のような、初対面の相手にもパッと理解しやすい伝え方で自分のことを伝える必要があります。

「むかーしむかし、あるところに…」

自分のキャリアの「ストーリー」は?

そんな一貫したキャリアのストーリーなんてないよ、と思う方も多いと思います。私もそうでした。
でも、よくよく自分の仕事における経験やエピソードを思い出していくと、ぼんやりとでも見えてくるものがあるはずです。

私の場合、少しぼやかしてますが、こんな感じ。

過去:お客様や一緒に働いているメンバーが快適に働ける環境づくりを大切にしてきた(実際の業務の本筋とはちょっと逸れてる)

現在:上記を主たるサービス・商品に据えている組織に属し、今まで自分が大切にしてきたことに対して、よりドライブをかけていきたい

未来:〇〇というサービスがお客様の業務環境をより良くするもの。自分の今までの××という経験から、△△という視点で提案ができると考えている。(などなど、ここは志望する企業に合わせて若干アレンジしていく)

過去、現在がきちんと言語化されていると、未来への道筋が明確になっていきます。

受ける企業ごとに志望動機はつくらない

もう昔の話になりますが、私の新卒就職活動のとき、受ける企業ごとに志望動機を考えていました。
自分の「ストーリー」という観点がなかったために、毎回志望動機をひねり出していたのです。おそらく、個性がなく、当たり障りのない志望動機を話してしまっていただろうと、今振り返って思います。

企業の事業内容や、社訓、ミッション・ビジョン・バリューなどのチェックした上で、自分のストーリーと重なるところを面接で話せば良いのです。

なんて時短!
毎回毎回志望動機を準備しなくて良いのですから。
子持ち転職活動において、時短は最重要課題ですよね。

そして何より、あらかじめ企業のために練り上げて準備した志望動機よりも、自分のストーリーにつながっていて、自分の言葉で語る志望動機になるので、より説得力が生まれます。

求人情報からストーリーをつくってみる

自分なりのキャリアのストーリーを言語化していく際に、私がやってみたことを一つご紹介します。

それは、気になる求人情報を見て、自分の過去~現在と繋げて話してみることです。
会社の事業内容や、実際に働いた場合の職務内容などを見て、面接を受ける想定で、自分の過去・現在と繋げてみてください。
実際の面接を想定して話してみると、より良いと思います。

言葉にしてみることによって、「あ、これ自分の大切にしてることと繋がってるかも」とか「いやこれ繕って話してる感あるな。全然やりたいことじゃなかった」と感じるものがあると思います。

昔は苦手だった面接が意外と楽しい!

実は、新卒の就活の時から、面接にはとっても苦手意識を持っていました。
正直、「評価されたい!」「採ってほしい!(就活早く終わらせたい…!)」という気持ちがありました。

学生時代がんばったこと(過去)も、自分の強み(現在)も、志望動機(未来)もそれぞれ別々で準備していました。

準備して話をしているので、準備していないちょっとでも変化球な質問にはアワアワ動揺してしまって、答えられないこともありました。
志望動機は会社ごとに考えていたので、準備に時間がかかる上、たぶん私のストーリーとして伝わっていなかったのでしょう。
実際かなり就活は苦戦しました。

でも、今回転職活動をしてみて、意外と面接の場を楽しめました。
私は私のストーリーを語る。
企業の担当者も、それぞれの企業のストーリーを語る。
お互いにどんな人・組織なのかを意見交換、情報交換する場だと思って臨んでみたら、意外とおもしろいと思えたのです。
想定していない質問がきたとしても、自分のストーリーがあるので、大きく慌てることもありません。

面接官は、志望者その人のキャリアのストーリーをいろんな角度から質問を変えて聞いてきているんだそうです。
(元人事コンサルの人から聞きました。つまり夫。笑)
つまりは、一貫性をもって自分のストーリーを言語化することができていれば、面接は怖くない!

面接じゃなくて、「対話」

私には私のストーリーがあって、企業にも向かっている先がある。
働く人と、企業の互いのストーリーが重なる部分が大きければ大きいほど、両者はハッピーになっていくんじゃないかなと思います。

今回の話は以上です!
転職活動中の方は、面接緊張しますけど、なるべく楽しんで臨めるといいですね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
またぜひ読んでください。


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