3.A君の状態

https://note.com/3ayako/n/n438b5ed22d96

こんにちは
上記の「1.初めまして」の記事を
必ず読んで同意の上で次にお進み下さい
この記事は2から9までの続きものとなります
↑の「1.初めまして」に記事一覧あります

3.A君の状態

A君は悪霊ホイホイ状態でした
外を歩けば浮遊霊や人の念の塊を
ダイ◯ンの掃除機のように絡め取って身に纏っていた

A君は当時一人暮らしをしており
体の不調から傷病手当で生活していました
家族仲が上手くいかず寂しさを募らせる中で
家族が入っていた宗教の負の財産を
誰の知る間もなく一身に背負う事になりました

敢えて名前は出しませんが現存する宗教です
その宗教では神々を呼び出し
独自の神棚に閉じ込めていました

真名を縛られた神々は自由が利かなかった
①で神様の本名を出さないと書いたのは縛れるからです
それでも力を振り絞れば脱出は出来た筈
それでもしなかったのは
それだけ力を込めてしまうと
この世に影響が出てしまうからです

天災を起こすか縛られるかの2択から
縛られても祀りさえしてくれるならと
心を折って耐えていた神々が数柱居られました

A君の家も熱心な教徒の家庭で
神様を閉じ込めた神棚を代々祀っていた
いつの時代にも恩知らずの人々はいるもの
いや…益を当たり前に享受出来る自分になったと
錯覚するのだろうか?
いつしか祀るのも疎かになり恩を忘れ
欲だけを求めるようになっていった

これは神社にも言える事ですが
神々に祈りが届かなくなったらどうなると思いますか?

「穢れ」ます

そして穢れは寿命が存在しない神々に
命の終わりを齎してしまうようになります
存在が消えてしまうのです
魂も残らない…神殺しです

神社という大きな場では1人2人が来なくなっても
参拝者や管理者が居ます
だが個人の神棚はその家族以外居ません

神様は穢れてあと一歩で落神となられる所でした
そんな状態の荒ぶる神様となられている方が
とてもお力の強い神様なので
悪い方への力も過剰に働いてしまった

その神様がA君の家にいる事
元々霊道が部屋に通っていた事
家族と絶縁状態になってしまった事
その全ての要因が重なって
A君の家では霊道から閉じ込めた霊や
落神になりかけの神様と落神様が数柱と
蛇の子供がうじゃうじゃと居る中に彼は住んでいた

そして彼自身もその部屋の影響を受けて
精神が分裂してしまい
A君の精神体から少女の霊(B)が産まれていた

Bは精神年齢が幼く攻撃的で
なんとしてもA君を護ろうと全てを威嚇している
野生児のような状態
A君は精神状態も危うく生きる気力も無くなっていた

3.A君の状態