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「イエスマン」でありたい! 目指すは親しみやすいマネージャー! エンジニア未経験で入社、4年目社員インタビュー

今回は、エンジニア歴4年目のKさんに、未経験入社から現在までの軌跡、またトリプルアイズの雰囲気や今後のキャリア像についてインタビューをしました。ぜひご一読ください!

—入社された時期と学生時代の専攻を教えてください。
2020年4月に新卒で入社しました。今年で4年目に入ります。大学では数学を専攻しており、プログラミング未経験でトリプルアイズに入社しました。

—2020年の4月というと、ちょうど新型コロナウィルス感染症が世界的に流行しはじめた時期ですね。入社早々、予期せぬできごとだったと思いますが…。
「入社後の研修でしっかり学べるので、エンジニア未経験でも大丈夫!」ということで安心して入社したのですが、コロナの影響で予定されていた研修を行うことができず、自宅での自主学習に変更になりました。プログラミングを学んだ経験がなかったので配属後のことを考えると不安な思いもありました。

—はじめはどのような業務を担当されたのですか?
最初の配属先はまさかのAIZE開発部でした! そして初仕事は管理画面の改修作業でした。はじめはコードを見ても何が書いてあるのかさっぱりわからない状態で、とりあえず手を動かしながら、少しずつ仕組みを理解していきました。そこで一緒に担当した同期の存在が心強かったです。やがて自分が書いたコードで画面が改修されていく様子が目に見えるようになると「思った通りにできた、やっとできた!」というおもしろさを感じられるようになりました。また上司より課題の教材をいただき基礎知識を学びました。仕事を終えて帰宅したあとに課題に取り組み、翌日出社という日々を送りました。追いつくのに本当に必死でした。

本社エントランスにて

—入社早々、大変な時期を過ごされたのですね。もともとAI開発に興味があってご入社されたのですか?
開発がしたいというより、囲碁AIに興味があったということが理由です。囲碁が好きで高校、大学時代を通して長く囲碁に親しんできました。そんな時に囲碁AIで日本一、次は世界一を目指している企業があると知り面白そうだと興味を持ったことがきっかけです。山形大学のOBである会社の先輩より会社の話を聞く機会があり「人が良くて働きやすいよ」という話を聞いたことも後押しとなりました。

—山形大学というと、福原前社長の後輩にあたりますね。
そうですね。私は囲碁・将棋部に所属していたのですが、福原前社長は部活の先輩でもありました。大学3年生のある日、部室でぼーっとしていたところに見知らぬおじさんが現れて、誰だろう、と思ったらそれが福原前社長で(笑)いまから会社説明会があるという話だったのですが、その時はまさか入社することになるとは思ってもみませんでした。

—実際に働いてみて、トリプルアイズの雰囲気はどうですか?
気軽に話しやすい社員が多いことが特長だと思います。目上の方も話しかけやすく、そこがベンチャーならではの風土だと感じています。私は野球部に所属しておりそこでは普段の業務でかかわりのない社員同士の交流もあるのですが、皆さん気さくで話しやすいです。また現在担当している業務においてもチームの雰囲気がとてもよく、会社全体としてコミュニケーションをとりやすい方が多い印象があります。

—チームワークが良いと、仕事も捗りますね! 現在はどのような業務を担当されているのですか?
お客様先で、クラウド型計画・実績管理プラットフォームを使い、中期計画表、PSI計画(生産・販売・在庫)を管理するモデルの作成をしています。今の仕事がすごくおもしろくて、要件定義からリリース、ブラッシュアップ、運用保守まで一貫して携わっています。2年目から上流工程に携わらせていただくことは、現場としては珍しいことだと思います。上流工程から下流工程までトータルで担当させていただくことで、ゼロからイチを創り上げる楽しさを経験させていただいています。

—すごく楽しそうにお話しされますね! お客様とのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
お客様のやりたいこと、叶えたいことを引き出す力が大切だと思っています。要件定義から担当するとなるとお客様と頻繁に打ち合わせをさせていただく機会があります。その貴重な時間のなかでお客様の業務を理解すること、実現したい希望のなかでできることとできないことを明確にすること、できない場合にご納得いただけるような提案ができることを意識しながら、相手の話に耳を傾けています。お客様の立場に立って考えることが信頼関係の構築につながり、ご要望を引き出すことにもつながると感じます。

—素晴らしいですね。そのなかで難しいと感じることはありますか?
業界の専門用語が多いことです。例えば、銀行や船舶関係など、IT業界とは異なる業種のお客様を担当させていただくことがほとんどですが、打ち合わせのなかでは専門用語が飛び交います。初見で理解することは難しく…。しかし理解しないことには仕事が進みません。まずは資料を読み込んで分からない部分にメモをとり、インターネットでできる限り調べます。こういうことだろうな、と自分のなかで仮説を立て最後にお客様に「この理解であっていますか?」と確認します。そこで「そうそう、そういうことだよ!」と丸をいただけることもあれば「ちょっと違って、こういう意味だよ」と教えていただけることもあります。会話のネタにもなるんです。大変であったとしても少しでもいい印象を持ってもらうために積極的な姿勢を大事にしています。

—お客様との信頼関係を築くために努力されているのですね。どんな瞬間にやりがいを感じますか?
一から創り上げたものをお客様に喜んでいただけた瞬間です。以前担当した業務改善ツールがあったのですが、それにより業務作業時間が67%削減につながったとお喜びの声をいただきました。さらにそれが社内で賞を受賞されたようで! 自分たちが要件定義からスタートして創り上げたものが現場で役に立っていると実感でき、やりがいを感じました。

—仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
コミュニケーションです。相手の立場に立って考えること、話しかけやすい存在でいること。あとは基本的に「イエスマン」であろうと思っています。何事も否定から入りたくないんです。ありがたいことに先輩から「野球部の部長、よろしく」「全社員集会の実行委員、やってくれない?」などと色々な場面でお声掛けいただくことがあります。イエスマンであることで、自分では想定していなかったチャレンジにつながり、経験の幅も広がっていくと思っています。

—将来的に目指しているキャリアはありますか?
マネージャー職に興味があります。以前チームの進捗管理をマネジメントする業務に携わったことがありました。現場で7、8名のメンバーの業務進捗を管理するポジションだったのですが、そこで皆の退勤時間を一時間早める改善ができました。マネジメント業務は初めてでしたが、全体を俯瞰しながら戦略を練っていく仕事が自分の性に合っているように感じました。もともと管理に興味があったわけではなく、業務をきっかけに関心が湧いてきました。ゆくゆくは会社の中で経営にかかわる業務に携わることを目標にしています。目指すマネージャー像は、イメージで言うとAIZE営業部のKさん。フランクで話しやすい存在になりたいです。相手から話しかけやすいことに加えて、自分も部下に気軽に相談できるようなフラットな関係をつくることが理想ですね。またマネージャーを目指すとなると技術力も必要だと思うので、こちらの向上にも磨きをかけていきたいです。何かひとつ武器となる技術を身につけたいです!

—休日の過ごし方を教えてください。
晴れの日は外へ出て、雨の日は家に引きこもっています(笑)晴耕雨読です。料理することが好きで、近所を散策しつつフラッと八百屋に入り材料を調達、家で調理して食べる時間が至福です。最近作っておいしかったのは、パエリアと魚の煮付けです。準備や下ごしらえして料理をすることが楽しいです! 先日実家より筍が届いたので、筍ご飯を作りました。これが最高でした! 自宅に籠る日はゲームをすることが多いですね。「第五人格」や「原神」が好きです。

—素敵な趣味ですね。最後に、新入社員に向けてメッセージをお願いします。
まずは「私はこれに挑戦したい!」という芯を持ち、それを現場で周りに伝えてください。そして決めたことに対してがんばってください。そこから派生して挑戦の機会もたくさん出てくると思うので、一つひとつ経験を積みながら将来的にやりたいことを見つけていけたらいいのかなと思います。私も元々マネージャー職を目指していたわけではなく、仕事のなかで経験させていただいたことで目標ができました。いまは入社したばかりで、どこに配属されるのだろう、この先どのような業務に携わるのだろうという不安もあると思いますが、ぜひ自分の芯を持ってがんばってください。