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詩) 生きてきた

私だけの場所
自分ひとりのもの
そんなのあるのかな
生まれ変わったなら
気温も日焼けも
季節も事故も
気にせず漂っていたい
海の生き物は私を
受け入れてくれるだろうか
感知できなくても
植物でいられるだろうか
今まで生きてこられたのは
満足していないことでも
偶然にもたぶん
気づかないたくさんの
踏み台になったことたちが
認めていなくても
控えていて
熱中しているときも
暇にまかせて
誰かに頼ったことを
胸にきざみ
栄養にして今度は
自らの力を発揮する

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