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2. 金木犀にセミ

おはようございます!ナッキーです!

三日坊主ならず一日坊主になってしまうところでした笑

最近、登校時にルーティンができました!

それは、学校の玄関付近にある金木犀の植木の前を通ることです。

金木犀。「謙虚」、「気高い人」、「陶酔」などの花言葉をもつように、私にとって、この花は毎秋、大変心奪われる存在であります。そのため、登校時の心の癒しとして、いつしか金木犀に会うことが日課になっていました。

残念ながら、先週の雨でその植木の花は全て落ちてしまったのですが、今でも惜しみなく通ってしまう始末です。これは恋だな。

昨日も、いつも通り彼女に会いにいきました。その時、驚きの事実を知ってしまいました。なんと、先客がいたのです。

セミの抜け殻先輩?!!!!!

彼はいつからいたの?!(一昨日までは気づかなかった、ごめん)

夏からずっといて、お花に隠されていたのかな?もしかして、金木犀の香りに誘われて季節外れの秋に出てきちゃった?

後者だったら、なんだか可愛いな。

…セミの抜け殻先輩に出会ってしまったので、その後、セミたちについて思いを馳せることとなりました。

長年にわたり成虫として生きる期間は1-2週間ほどといわれていたが、2000年代頃から研究が進み、1か月程度と考えられるようになってきている[3] 。1-2週間ほどという俗説が広まった原因として、成虫の飼育が難しく、飼育を試みてもすぐ死んでしまうことがあげられている[4]。また、多くの個体が寿命に達する前に鳥などに捕食される[5]。2019年には岡山県笠岡市の高校生が独自の調査手法によりアブラゼミが最長32日間、ツクツクボウシが最長26日間、クマゼミが最長15日間生存したことを確認し発表して話題となった[6]。[Wikipediaより引用]
なお、幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)にも達し、昆虫としては寿命が長い。[Wikipediaより引用]

セミ先輩、地下生活なげぇ!!!!!

何年も地下で過ごしたわりに、子孫を残すために地上に出て成虫として生きれる日数が少なくて、なんだか儚いなぁと思えてしまう。でも、冷静に考えて、「地上に出て生きる時間が少なくて、かわいそう」とかネガティブに捉えるのは、勝手な考えだな…と少し反省しました。偏見は良くない。セミにインタビューしようかしら。…結構、地下暮らしも良いものなのかもしれない。

セミにとっての、地下生活とはどういうものなのか。もしかしたら、「成虫になるための下積み時代」なのではなかろうか。そんなことを考えてたら、とある偉人のことを思い出しました。

アメリカ合衆国の元大統領エイブラハム・リンカーン氏。

彼の名言の一つにこのようなものがあります。

もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。 [引用元 : https://iyashitour.com/archives/19952#i-2]

リンカーン氏について、私は深く知ってはいないのですが、「おそらく彼は相当努力してこられた方なのだろうな。目標に向かって過ごす下積みの時期の大切さをよくわかっていたのだろうな。」と思えてしまいます。(またもや、偏見かな?)

この名言を知ったきっかけは、私が敬愛するバンドのMrs. GREEN APPLE (略称:ミセス)のこちらの楽曲。「スターダム」です。

「スターダム」は今やメジャーデビューし人気バンドとなったミセスのインディーズ時代に作られた曲であり、まさにスターダムを駆け上がろうという彼らの強いエネルギーを感じられる一曲です。この曲に関しての私が感じたことなどは、いつかまた掘り下げて書こうと思います。(めっちゃ好きな曲なの!)

こちらのMVでは、サビでリンカーン氏の肖像画が登場します。

心配ないよ わかってるから 貴方のその不安もさ 偉大な人にも寄り添ったものだから 
時間は刻々と過ぎては去っていくけども 秒針は皆平等らしい

目標に向かってもがく時間。先が見えないこともあるでしょう。不安になっても仕方がないと思います。でも、あの偉大なリンカーン氏も同じように感じて頑張っていたと思うと、なんだか勇気がもらえました。たとえ妄想だったとしても、ポジティブになれたからオールオーケー!!

私もリンカーン氏やセミたちのように、頑張ろう!!

そして来年、金木犀ちゃんに、成長した姿を報告する!!

なんだか楽しくなってきた!

それではまたお会いしましょう!

ナッキー

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