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「絵の価値の源」 ─ My wife hates it when I work from home. ─


絵の価値を高める
ためには

絵の価値の〝源〟
がどこにあるのか

そもそも

価値とは何か?

を知らなければならない

カレーを作るためには
道具だけ持ってても意味はない

〝材料〟が必要だ。

今日はその材料が
手に入る場所
を探っていく





「自宅で仕事をすると妻が嫌がる」

ユーモアと共に
投稿された作品



この作品が描かれたのは
2020年4月16日


コロナ第一波の
ロックダウンの最中


ストリートを活動の場とする
バンクシーにとって


表現の場を失う
フラストレーションは
想像するに難くない


それを自宅のバスルームに
ぶちまけてしまったわけだが


そんな中でも

「自宅で仕事をすると妻が嫌がる」

と自宅では僕らとも
何ら変わらない

妻との関係性や1人の夫
と言う人間性

が垣間見られるのも
バンクシー作品の価値。


そしてもう一つ


絵の中に1匹だけ画線法で
数えてるねずみがいる。


それは

一日、また一日と
ロックダウンが続く中
政治に対する不信感

ストリートで描く
信条を貫けば

絵に集まった観衆が
クラスターを起こす可能性があり
表現できない不安


「クラスターを起こすくらいなら
妻1人の不平くらい我慢できるさ」

とでも言うように
表現された作品


絵の価値を生むのは

常に新しい不平不満の中にあり
人々の声を代弁する

そんなところにある


ビジネスでいうなら
ベネフィット訴求と同じですね。



≪参考文献≫


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