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クライミング上達マガジン

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クライミングの上達方法や練習方法について発信していきます。
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#ロープワーク

意外と知らない支点構築〇〇の法則

支点マルチピッチクライミングやアルパインクライミングで、重要な支点の構築。皆さんはどういった支点をセットしていますか?木にスリングを巻いたり、ボルトにセットしたり、岩角を使うという手段もありますね。 クライマーは、状況に合わせた支点のタイプをピッチごとに選択する必要があります。クライマー2人分の体重に耐え、且つ墜落衝撃にも耐えうるものが必要になります。 山に行けば、錆びたボルトやハーケンなどをよく目にします。 どれを使って、どれが使えないのか?どういったタイプの支点をセッ

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講師プロフィール

こんにちは、クライミング講師の浅井和英です。私のプロフィールを紹介します。 肩書き 多分2004年ぐらいにクライミングを始めました。(山と渓谷社ROCK &SNOW049参照)自分のことですがほとんど記憶がないので、プロフィールを確認する時には、雑誌の取材記事などを参照にしています。ありがとうロクスノ。感謝。 クライミングを始めて、何クソ根性で必死になってグレードを追いかけ、2年弱で当時目標だった5、13をレッドポイントして「グレードはもういいや」と、ドロップアウトして海

絶対に失敗できない!ビレイの話「ATC」「グリグリ」操作方法と特徴

ビレイヤーの役割ビレイヤーは、登っているクライマーが墜落しても、地面まで墜落してしまうことのない様にロープを操作する必要があります。 ロープの操作には大きく分けて3種類あります。 1、ロープの引き込み 2、ロープの繰り出し 3、ロワーダウン これらどのシーンにおいてもクライマーの安全を守る必要があります。 ビレイはクライマーの安全を守る技術ですが、その操作にはさまざまなリスクがあります。また、ビレイ器具もタイプの異なるものがたくさんあります。これらをひとつひとつ説明

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リードクライミングのクリップが苦手な人へ

トップロープとリードクライミングトップロープクライミングを始めてある程度慣れてくると、今度はリードクライミングに挑戦してみたくなります。 リードクライミングが出来るようになると、トップロープクライミングでは登ることができなかったオーバーハングがきついルートや、左右に蛇行するような複雑でテクニカルなルートにも挑戦できるようになります。 リードクライミングを始めるにあたってまず練習が必要なことは、ロープをクイックドローにかけるクリップと呼ばれる動作です。 クリップの最中は、