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リバースエッジ人生という川

彼には彼の彼女には彼女の得体の知れないものを持ってる。生きてる実感を与え苦しめもする面倒なこの心の正体は欲情。どんなに綺麗ぶってても命は汚いという真理。食べ物だって食べる前はあんなに美味しそうなのに一度、胃の中に入ると次には汚物。汚れた川には更にドバドバと人間が汚した水が流れ続ける。大抵、変容を導くものは、掻きむしられるような辛苦を伴う。命は面倒くささや矛盾あるいは綻びに強烈に感じる。笑いがそうであるように。逆境でその人の真価が出るように。何が起こっても裏切られても人生は生きる一択で間違いない。

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