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会った事もない人間の自殺を防ぐために自分ができることを考える

 自殺までは考えたこと無いけど、会社で適応障害になる直前とかは、太陽が登るのを見るのが怖かった。あーまた仕事か、みたいな心境でした。

 僕は40度近い熱が出て病院に行ったので、状況が分かり乗り越えられたけど、そうならないまま「仕事が嫌なのは自分のせいだ」マインドで働き続けていたら、あるいは。

 そして、仲がよく部署も近かった後輩が、状況もある程度理解できていたはずなのに同じく適応障害でダウンしてしまった事もあった。この出来事は、僕の価値観を揺さぶる大きな出来事として今も色濃く残っています。

三浦春馬さんについて

#三浦春馬 さんが亡くなりました。おそらく自殺とのことです。
ブラッディマンデー、ハマりました。びっくりするくらい歌もうまくて、ダンスもできた。
誰が演じても絶対にたたかれたであろう「進撃の巨人 実写版」のエレンを演じていました。無理ゲーに近い役割をガチで演じていて、好きでした。石原さとみさんのハンジも良かったです。

「気配りができる」「ストイック」「責任感がある」「好青年」「いい奴」「見た目も中身も良い」
死亡が報じられてからの記事を読めば読むほど、人柄の輪郭が見えてきます。テレビで見ても嫌な感じがないし、その通りの人なのかなと。

三浦さんのキャラクターと性格から感じる、嫌な気配

「気配りができる」「ストイック」「責任感がある」「好青年」「いい奴」「見た目も中身も良い」。これ、言葉だけ見ると凄いですよね。完璧。

一方で、僕が適応障害になり心療内科に行って、診断されたときの傾向と、ほぼ一緒なんです
僕が三浦さんの死に対し、今までとは違うショックを受けたのは、このせいです。
彼と僕が同じであるなんてことをいうつもりは毛頭ありませんが、「同じような性質を持っている可能性」が大いにある。

性格を掘り下げてみる(僕の自己解釈です)

・気配りができる⇨99人の満足よりも1人の不満足に目がいく
・ストイック⇨自分を許せない
・責任感がある⇨自分でどうにもできない部分も背負い込む
・好青年⇨多分小さい頃から言われている、他者からの色着けや役割
・いい奴⇨「その人にとっての」である

願っている場合ではない

 本田圭佑氏がSNSでも言っていたが、本当にご冥福をお祈りしている場合ではないと僕も思います。(いや、ご冥福はお祈りします。当たり前です。それで終わっては何の意味もない、ということです)

 法の整備を、、、も、少し違っているように感じます。SNSによる誹謗中傷が原因では、という声もあり、先日の木村 花さんの件もあるので、絶対に必要です。
 しかし、法を改訂できる人間は、一部です。その人たちに声が届くよう発信することはもちろん必要ですが、一人ひとりの行動を変えなくては、同じことの繰り返しです。人任せにしてはいけない。

 自殺は、本人に改善する余地があったのでは、という視点は否定しませんが、周りがどうサポートし合うか、の視点で語らないと、前には進めません。だって本人はもうこの世にいない。残った人間が、何かを変えるしかない。無駄にしてはいけないと思います。

1:他者に、過度な期待をしないこと

 期待しすぎるから、裏切られた気になります。裏切られると感じるから誹謗し中傷します。

「これだけ投資(時間も金も労力も)しているんだから、見返りくらいあるよな?それ相応のものは見せてくれよ?プロだろ?」的な。

 自分は自分としてしっかり生きつつ、余興としてエンタメを楽しむスタンスであれば、そもそもネットニュースやSNSで芸能人の誹謗中傷なんて起こらない。
だって良い意味で自分の人生に関係ないのだから
自分の人生の舵を、そのタレントに預けちゃってるから、ちょっと航路が変わっただけで怒るのではないかと思います。

メンヘラも同じなのかもしれません。
自分の足で立って、自分で生きよう。皆がその意識を持てば、少しは状況が変わるはず。劇的には変わらないので、少しづつ着実に変えよう

自分はどんな人間で、どんな人生を送りたいのか。それを考えた時に、間違っても他者を誹謗中傷するような人間になりたいだなんて思わないはずです。

会ったこともない相手の自殺を防ぐためには、自分がしっかりすることからです

2:自分にとって「良い人」だなと思う相手に、愚痴を言わせること

良い人は、嫌われたくなかったり、我慢している傾向が強いです。
自分にとって居心地が良かったり、いろいろ配慮してくれる人、近くにいるという人も多いのではないでしょうか。

その人は「あなたに対して良いことをすることで、あなたに依存している」可能性もあります。もちろんそれだけではありませんが。

それを防止するためにも、その人から不平不満を言ってもらうようサポートすることは有効だと思います。
あなたに対して、が理想ですが、それはハードルが高いので、最悪他者でも良いと思います。
しかし、そこだけで消化しましょう。その相手を守るために行い、そのためだけの不平不満にしましょう

会ったこともない相手の自殺を防ぐためには、会える人間のケアをすることです

3:「気にしなくていい」を安易に使わないこと

「気にしなくていい」と言われて気にしなくなるようなら、もうとっくにそうしているはずです。木村花さんの時にも、「SNSなんて気にするな」が横行しましたが、いきなりそう動くのは不可能だと僕も思います。(SNSを気にさせないのではなく、誹謗中傷を減らそうよ。。)

最終的には」気にしなくて状況を目指すことになりますが、そこに到達するまでにはプロセスがあります。まずは、どうしても気にしてしまう相手だとして話を聞いていくことが大事になります。

今回のように芸能人の方について、ということであればなおのこと。一般の人間には分かり得ない、想像を絶する苦労があるはずです。そのような人たち相手に気軽に「気にすんなよ。」とは言えないし、一見おかしいことを言っている人間も、いろいろな事情があってその発言に至っている可能性もある。

会ったこともない人間の自殺を防ぐためには、アドバイスの前に相手を理解することから意識します。

4:変えられないことがあると自覚すること

 完璧主義の人間の傾向としては、どうにもできない部分まで何とかしようとするみたいです。すごく共感していて、僕自身も「そこは自分の責任です」が口癖になる時があります。「いや、あなたの責任じゃないよ」と言って欲しいのか?と勘違いするくらいに。

 そして他者に対しても、「そこは直せよ!」と言いたくなります。身に覚えがあります。ただ、他者を変えるのは相当に難しい。それこそ過度の期待になる。
「変えられない」のは、今回で言うと、完璧主義とされる本人にも当てはまり、その本人以外の第三者にも言えることです。

会ったこともない人間の自殺を防ぐためには「他人を変えるのは本当に難しい」と理解することです。

書いてみての感想・思っていること

 三浦さんの死の真相や細かいことは、書いている時点ではまだ明らかになっていませんし、別の要因かもしれません。しかし、上で書いたような性格の人が、自分を追い込みやすいのはほぼ事実であり、三浦さんがそういう性格だった可能性も高いでしょう。

 だから、何とかしたかった。すごく気持ちがわかる

 いろいろなことが見えすぎて、消化が間に合わなくて、張り詰めていて。俗に言う感受性というものも豊かだったんだろうと思います。

 1.で書いたように、自分自身がしっかりすることで他者を無用に傷つけなくなるとした場合、僕がやっているキャリア支援の仕事は、遠からず自殺を防ぐことにも繋がるのではないか

そう信じて活動したい。
三浦さんのご冥福をお祈りしつつ、まずは僕自身が行動に移します。

では。


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