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コロナ前と比較しない「新飲食時代」の売上態勢づくりをしよう!=飲食店の困ったを解決相談所大分

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実際のところ私が知る飲食店さんはすべて、生き残りを賭けてデスロードを1歩づつエネルギッシュに前進しています。

マスコミの弊害

 2022年度後半で予測したとおり、「半分アクセル、半分ブレーキ」の外食市場です。
アクセルは店側、ブレーキは消費者側。観光客相手のお店はまだしも、
地場客相手のお店については、昼業態中心の飲食店は90%~100%レベルですが、夜業態の飲食店は60%~80%の回復であり、回復が遅遅としています。

早く100%回復した市場になって欲しいという願いを打ち消す「コロナ前業績比較」をやめて欲しい。
焦りしか生まれないと思います。

飲食店の戸惑い

 コロナ禍中まで契約していたバイキング専門店の前を通った。
ランチのお客様の入りは最低限度という車のとまり具合。
 客数が激減したため、バイキングの採算が取れていないようです。
新たに「750円日替わりランチ」の看板があった。

コロナ禍前のリーズナブルバイキング店は、食材が上がり、むき出しの料理を陳列するバイキング店はもう「採算が合わない」「利用できない」業態に
変ったと思います。

アフターコロナ時代の入り口に立ついま、
多くの飲食店にとって、どんな変化があり今後どうすればいいか
を考えて、
生き残るための改革をする時期に来ています

改善や工夫という小手先のことでなく、
「飲食店の構造改革」が必要です


🍉1:いま自店が生み出せる売上高を予測
   する

 コロナ前がいくら売ったとかを一切切り捨てて、
いまの自然体の通常営業で「いくらの月商」が見込めるでしょうか?
 5月の売上でなくても構いません。
たとえば、もう少し回復する7月や8月の売上規模で構いません。

 しかしその今夏の売上規模がコロナ前と比較して、高くても低くても
その月商が、今お店が独自で手に入る最高の売上高と判断しています。

 秋以降には世の中に物価の高騰と節約感がもっと浸透し、飲食店の値上げ
や外食需要の分散化もあり、「店内飲食売上」の伸びは今夏以上には伸びないと予測しています。

 この月商の金額を基に、新たなお店の仕組みを作り上げる構造改革を
行ないましょう!

最初に、この図をご覧ください。

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