食べ塾:経営者が持つべき実力「吟味力」「決断力」「行動力」はどのように身につけるか?ご説明します!<改>

  経営者にとって、この「吟味力」「決断力」「行動力」は、
「経営力の3要素」と言えるものと思います。
(*サポートするコンサルタント側からの意見です)

会社を安全着実に経営して、売上と利益を出して、
目標到達に導く3種の神器のような経営者の3つの力です。

■吟味する力

1、吟味の手順と考え方
  「情報」「データ」「経営上の手段」など経営者の方には、
いつも選択吟味することが求められます。

<3種類に吟味するものを仕分けする>
①今もこの先も不要と判断されるものを除く
 →今必要なもの、この先次に必要なものが残ります

今必要なものをピックアップします(第一グループ項目)

③今必要なものを除いて残ったものが、「第1グループ項目」の目途が
 ついた後に実行すべき、次に必要なもの(第2グループ項目)に
 なります。

そして大切なことは、
<優先順位づけする>
第1グループの項目内で優先順位を作ることです。(1位~)
さらに
第2グループで優先順位を作ることです。(1位~)

これで混乱することなく、着手すべきやるべきことがすべて
順位付けできて整理整頓できます。

<項目ごとに完了期間を想定して設定する>
いつまでもだらだらとやっては、チャンスロスになります。
決めた後に実行~習熟期間も必要ですので、
「早めの効率の良い完成」が理想的です。

<偏らない少数精鋭ポジションの人でプロジェクトを構成する>
決定権者の経営者の方が先に決めていたことでも、
先に言わずに、他の参加者の意見を聞いたうえで最後に言うことが
一番効果的な進め方です。

経営判断での間違いが多いのは、ワンマン経営者とイエスマンによる
決定です。違う立場の人の意見も交えて総合的に判断すべきです。

<自分の会社だから好きなようにできるは大間違い!>
   社内や店内ではすべて自由にやっていいのです。
しかし、
営業活動そのものは、社会との関りでもあります。

般の社会の人たち=来店利用する人たち に共感を得られる決定内容
でなければ、「失策」(結果として失敗の策)になってしまいます。



★吟味する力は場数を踏んでこなす以外にはありません。
 『小さな失敗、大きな成功』を積み重ねるしかありません。

■決断力

  経営者の方の中に、対応が良く返事が良く、次回あった時にはちゃんと
実行してくれているはずの人が、「何もやっていない」という
無決断経営者の方が時々おられます。
 (*決断が苦手、決断代行者が側にいる、経営者の自覚が希薄など)

「どんなに良いことでも実行しなければ何の役にも立ちません!」
 (*私が30年間ずっと思い続けている言葉です)

<経営者は最高責任者として「決定」「実行」する役目の立場>
結果が成功であれば称賛されますし、失敗であれば信頼を失います。

私のコンサル経験から言うと、
会社がつぶれない程度の失敗であれば、何度でもどんなことでも
 失敗して、失敗から多くのことを学んでほしい!


と思う訳です。
余の経営者の人は、
「どうして失敗したかを忘れずに体験として覚えておく」から
 成功できる経営者になえる
  のです。


■行動力

どんなに優れた考えを持っていたとしても、それを具現化する「行動力」がなければ何も変わりません。
しかし、
行動する!実行することは、「勇気」も、「費用」も掛かります。


そして、

「決断~行動までの時間差」が短いほど”
よりいっそう効果が上がる”のです!


例えば、1週間以内とか、1か月以内とかは良いと思いますが、
ある程度の準備段階が必要な場合を除いて、
数か月も遅れて行動に移した場合は、

すぐに始めた場合の半分の効果も見いだせない場合があると思います。
実行には、有効な期間、チャンスのタイミングがあると思います。

成功する経営者は、アクションが早い!
この一言に尽きます


激動の時代であればあるほど、適切な判断と早期の行動力が
求められます!

(了)



飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします