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スシローの値上げは間違っていない=飲食店の困った!を解決相談所大分

 スシローさんが、SNS上で立ち往生している。
きっかけは、2022年10月1日の値上げから始まった。

ちょっぴり姑息な常套手段の「値上げ月は少し良いネタ」、11月は「5~8%見劣りしたネタ」に切り替えていた。
このやり方も、どちらかというと、関西流のやり口です。

■値上げをして「飲食店としての利益システム」を
 正常化したことは大いに評価したい


わが大分県は1皿120円、180円、360円の県でした

昨年9月までは、全店を賄うネタの仕入、価格を上げられない原価率の圧迫があり、「満足するネタの提供」ができていなかった。

それが、曲がりなりにも、10月からほぼ回転すしレベルではほぼ正常化した。
私は、それを、よく頑張りましたねと、ねぎらいたい。

本来提供したい回転寿しとしての良いネタの提供をしている。
しかし、見返りとして「平均20%」の値上げを敢行している。

スシローという飲食業態を守るため
少なくとも「このネタのレベルを提供したいという思いがある」と思う。

他の回転すしさんは値上げしていないところもあるが、長期でやれる
ものでもないと見ています。


■悪意のインフルエンサーが暗躍している感あり

 インフルエンサーはすべて善意とは限らない。

ギャラを得て、自分の知名度を利用して商品を勧めるインフルエンサー

ギャラを得て、ライバル同業者の足を引っ張るインフルエンサー
 もちろん、悪意のA社、B社の取引関係者も含みます。

ギャラに関係のない、善意のインフルエンサー

私の住む県では、コロナ禍の1月のピーク時には、多少来店人数は減少しましたが、相変わらず平日や週末のランチタイムも、週末の夜も、
スシローさんは、満車です。


■じっくり検討して出した結論には自信を持つべき

 これがないと、全否定になるし、一貫した判断ができにくくなります。

1月にスシローさんに言った時に、WEB情報では、「ウニつつみ寿司」
120円がありました。(売り切れ次第終了との文字も)

いつものようには、ウニののぼりは出していなかった。

SNSで悪意を持って叩かれても、東京や大阪でとやかく言っても、
ちゃんと今後も頑張る気があるなら、

居直っていいから、
回復できるまでいつもの通りに続けるべきではないですか?


メニュー価格の値上げは、
この商品を出し続けるためには、この価格で売らせてくださいという
「正当な営業行為」です




スシローさんも、今後値上げをしたい飲食店さんも、
しっかり、がんばりましょう!

負けたら、すべて負けです。
踏ん張れば、やがて勝てます。

(了)
稲垣さんの友人の中小企業診断士の方の実践書です。
スマホでできるメニュー写真のノウハウなど。




飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします