見出し画像

ヤマザキマザック工作機械博物館(岐阜県美濃加茂市）に行ってみました

宮元一賢⌬Miyamol

工作機械を展示している博物館があると聞き，行ってみました。美濃加茂ICからすぐそこです。工作機械って何？という方は見てもらえばわかります。近くにでかい工場があり，入り口の案内に従っていくと…

えっ…ここが博物館？

ドアの大きさからわかる通り，ちっさくね？？？？

と思いますが，実はこれはただの入り口，博物館は地下にあります。

入場料大人で500円程度です（あとはホームページを見てね）

予約や，時間を合わせていけば，モノづくり体験もできるみたい。今回はやりませんでしたがまたやってみたい。

では見ていきましょう。

地下二階は，展示室。写真撮影もOKです。

世界最古の旋盤（2000年以上前）
ひもと棒を使った弓旋盤

工作機械の歴史的展示からスタートします。そう，工作機械は，「機械を作る機械」のことですね。2000年以上前から旋盤があったことにも驚きます。


大迫力のD51

とか何とか言っているうちに，近代化が進みD51が展示してあるゾーンに。屋内にこんなに状態がいいD51保存しているとこなんてそうそうないのでは…地下工場を改装して作った博物館らしく，これだけのスペースが確保できているようです。

乗り込めます！

中に乗り込める上に，汽笛もならせます！


ええフォントや…

写真の順番多少前後しますが，どんどん見ていきます。

段車工場　動力源が限られていた時代，一つのシャフトの回転を複数の工作機械にベルトで伝えていたもの


T型フォード！こんな間近で見られるのはすごい
機械の変遷みたいなものも…


エジソン発明の蓄音機（だったか？）
100年くらい前の工作機械もたくさん
高さの差を見てみよう！みたいな体験ゾーンも
元工場の博物館は想像以上に広いのですごいものおいています
機械が動いている様子は，画面などで紹介されています。
振り子式機械時計
足踏み式の旋盤
歯切り機
パンチテープでプログラミングできるようになった頃


だいぶ現代化してきた
鉛筆削り
めちゃめちゃでかい。交換用ビットもでかい
マシニングセンタ。ずっと見てられる


レーザーで切り出す機械
我らが携帯電話君…
圧巻です
100年くらい前の鋳物の無骨さもたまらん


こんな感じで地中にある博物館
ロボットも開発しているとか…


さらに，地下一階には写真撮影不可のゾーンがあります。工場の様子が見えるので撮禁なのかも。ここはぜひ行ってください。


撮影禁止ゾーンに，巨大なロボットアームが延々とじゃんけんポンゲームを観覧者側に仕掛けてくるアトラクションがあります。この日，正直館内は空いていたので私しかそのフロアにはいなかったんですが，ロボット君は延々と，止まることなくじゃんけんをしている…決して写真も動画も取られず，世に晒されることも話題になることもなく，客が居なくてもずっとじゃんけんを…なにか涙が出てきそうだったのでじゃんけんしてあげました（負けました）


お土産には何かないの？というあなたにはこちらをどうぞ。

このプラモ，4000円ちょっとしますが，ここでしか買えません。あと，図録がついてきますがそれだけでも価値があります。

他に，ポストカードやらなんやら多少のおみやげはあります。

館内は飲食禁止ですが，休憩ゾーンに自販機等が設置してあります。いわゆる夏休みに行きましたが，かなりのびのびとできたので，穴場じゃないかと思います。皆さんもぜひどうぞ。

【開館時間】
10：00～16：30
【休館日】
月曜日　および年末年始
【入館料】
大人　￥500.－／名
高校生・大学生　￥300.－／名
小学生・中学生　￥200.－／名