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二ドラン♂の「♂」について

今日は、「二ドラン♂」について考察したいと思います。


二ドラン♂について語る上で避けて通れないのが、「♂」という記号の存在です。

90年代前半生まれの人に「『♂』という記号を初めて目にしたきっかけは何ですか?」と聞くと、ほとんどの方が「二ドラン♂」と答えるのではないでしょうか。

そして、後に「つんく♂」という存在を目の当たりにしたとき、血眼になって「つんく♀」を探したに違いありません(実際の時系列的にはつんく♂さんが先に使い始めたのだと思いますが)。

それほど「♂」という記号には強い存在感があるのです。

あの頃、「あれ……カタカナは全部覚えたはずなのに、読めない字がある……」と焦りを覚えた子供がどれだけいたことか。


そして、「ポケットモンスター 緑」においては、二ドラン以外のポケモンには「♂」と「♀」の区別がありません。

つまり、二ドランは「『ポケモン』という生態系において、初めて性別を持った存在」といえるでしょう。

もしかすると、ニドランはポケモン界のアダムとイブなのかもしれませんね(ちょっと違うか)。