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マダツボミはいつ花開くのか

今日は、「マダツボミ」について考察したいと思います。


一般的に人が「マダツボミ」の名を口にする時、「コシヒカリ」と同じイントネーションで発音してしまいます。

そのため気付きにくいのですが、「マダツボミ」というのは、「まだ蕾」という「状態」をそのまま名前にしたような、結構やっつけなネーミングだったりするのです(笑)。

そんな名前とは裏腹、ぶんるいは「フラワーポケモン」となっています。

まだ蕾なのにも関わらず、分類上は「花だ」ということにされてしまっているわけです。

となると、こちらとしてはこの蕾はいつ花開くのかが待ち遠しくなるわけですが、物事はそう一筋縄には進みません。


マダツボミは「ウツドン→ウツボット」と進化するのですが、どちらにも花が咲いた様子が見られないのです。

ウツドンもウツボットも「ハエとりポケモン」であり、食虫植物(おそらくウツボカズラ)がモデルになったポケモンと思われます。

そしてその見た目は虫を捕獲するための袋っぽい感じなのですが、肝心の花はまったくフィーチャーされていません(実際のウツボカズラは小さくて可愛らしい花を咲かせるそうです)。

マダツボミが抱えていたフラワーは結局花開くことなく、進化の過程で無かったことにされてしまうのです(笑)。


そう思って改めてマダツボミを見ると、そのつぶらな瞳がうっすら涙を浮かべているような気がしてきます。