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美しく、健やかに。〜2020年の抱負を添えて〜


つい一昨日の話だ。大学を出てから約4年間お世話になった職場を退職した。

去年は自分のお店に割く時間が忙しく、それなりの立場なのにも関わらずほぼ自由出勤という、何ともワガママでVIPな扱いをしてもらっていたのだが、新年を迎えるタイミングでついに「退職しようと思っています!」と伝えてしまった。年末で約2年半続けていたお店も閉じてしまったので、ついでに何もかも一度スッキリさせてしまいたかったのだ。


「そうだろうと思っていましたよ。」

いつも通り笑いながら、上司は続ける。


「退職日いつにする?」

「うーん、いつでもいいです。」

「じゃあ今日にしよっか。はい、ここに名前と印鑑押してね。」

わたしの4年間のキャリアと思い出は、その場のノリとテンションでいきなり幕を閉じた。呆気なさすぎて思わず同僚たちと笑った。


2020年、晴れて人生初の無職です。


2019年は目まぐるしく過ぎてしまい、いい意味で自分の持っているキャパシティー範囲の仕事しかできなかった。日々の業務を最大限のパフォーマンスでこなすことには力を注いだが、向上心よりもなんとか毎日を同じレベルのクオリティで終えられるように、必死だった気がする。成長は自分でも感じたけれど、発展はしない1年だったかな。まぁ良い1年だったことには変わりはないので、去年のわたしも良くがんばりました、花マルあげよ。


2020年のテーマは「美しく、健やかに生きる。」


わたしが思う「美しい人、凛としている」人は、見た目とか姿勢とかそういった外的要素よりも、もっと内面から滲み出るような、自信だったり、意志の強さだったりの要素が占める。そういう、「自分」というアイデンティティをしっかり持っている人を見ると、美しいな、かっこいいなと思うし、自分に著しく欠けている部分なので、見ていて羨ましくもある。

とにかく自分に自信がない人生を送ってきた。常に人の顔色を伺うことが自然と身について癖になってしまったし、ちょっと人生に躓いたり、しくじった日の夜は「生きていてごめんなさい」と泣きながら眠れる夜を過ごす日もある。(最近は特にないから健康。)誰に対してのごめんなさいでもなく、自分に対しての戒めだ。

その思考のクセは仕事面にも良くない影響を与えていて、例えば価格設定なんて特にそうだ。提示した金額に見合うパフォーマンスができるか常に不安で、つい保険をかけてしまう。それで後々、労力と対価とのギャップにしんどくなってしまうという悪循環を惹きおこすが、根本的な自信のなさが解決しないとただ価格をあげるだけではプレッシャーに潰されてしまうのが目に見えている。

そろそろいい大人なので、2020年はもっと自分のことを受け入れて認めてあげられるように、自分を許すことをがんばります。また次に何か仕事を始めた時に足枷とならないように、自己肯定感上げて行こう。




あとは、1番大切にしたいことが「健やかに生きること。」

朝起きて夜眠るような人間らしい生活を送りたいし、きちんと人の手をかけたご飯で空腹を満たしたいし、楽しい時は笑って、悲しい時は泣いて、自分の感情を殺してしまうことがないようにしたい。あとは、ひとりの時間と同じくらい、大切な人たちと過ごす時間も大事にする。心も体も健康でいること。どちらも例になく壊したことがあるので、その大切さは身を以て体感していらはずなのに、どうしても疎かになってしまっていた。

早寝早起きだったり、自炊だったり、こういうコンテンツをひとつずつ地道にこなすことで少しずつ自己肯定感を上げていくのがきっと大事で、自分のために時間を使うのは今までわたしが出来ていなかったことなので、そこがクリア出来たらめちゃめちゃ強くなれる気がする。

なので、2020年の前半は根本的なことですが「生活」を見つめ直す。

日々の業務に追われているとどうしても後回しにしちゃったり、疎かにしてしまうのはしょうがないけれども、なんせ私いま無職なので。笑
スーパーハッピーニートです!

今までお金のために時間を売り続けていたけれども、少しだけ時間を自分の関心のあることは好きな人たちと過ごす時間に投資します。

時間はたっぷりあるわけで、しばらくゆっくりできる間に、今までできなかったことやっていこう。


さて、今日の晩御飯何作ろうかなぁ。



【2020年前半やることリスト】

・早寝早起き(朝の時間で本読むor文章書く)

・FUJIFILMのカメラを使いこなす

・裁縫(リネンのエプロンを作りたい)

・ハーブと春野菜を育てる

・大工仕事(とりあえずケータリング用の木箱から)

・HPを整える

・ストレッチと筋トレ(目標:たんぱく質1日60g摂取)

・ギターをそこそこ弾けるようになる

思いつくだけ書いてみた。
半年経ったら出来たか答え合わせしてみよっと。





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