文化的生活 ②音楽〜小中編〜

以前「文化的生活 ①アニメ」という記事で自分の趣味を深掘りしたが、あれがとても良かった。

自分の好きなアニメの中でも、どんなアニメが好きか?どういう傾向があるか?探ることで、思ってもみなかった共通点を見つけ出すことができ、また、自分的当たりアニメの開拓も容易にできるようになった。

(ちなみにあの分析の後、絵柄と雰囲気に惹かれて「イエスタデイをうたって」というアニメを見たのだが、見事にハマった。)

というわけで、他のジャンルもどんどん深めていこう!ということで、今回は音楽。

わたしは中学生の頃から外に出ている時は必ずと言っていいほどイヤホンで音楽を聴いていた。今まで特に好きになったアーティスト、楽曲を深掘りしていこうと思う。

小学生
・ボーカロイド
たしか小2、3年生くらいで既にパソコンからyoutubeでボーカロイドを聴きあさっていた。たしかお父さんがボーカロイドが好きで、たしか布教されたんだと思う。前回のアニメも沼に引きずり込んだのはお父さんだとわかったし、ボカロもか、、わたしをオタク沼に引きずり込んだの完全にパッパやんけ、、(今気づいた)
最初はトルコ行進曲オワタとか、イクラ丼が食べたかったなーなどから入り、小学校高学年の頃はwowakaさんのワールズエンドダンスホールをよく聴いてた。(高校生でヒトリエを好んで聴くようになり、それがwowakaさんだと知ってからの胸熱といったら……)
ボカロ特有のあのデジタル声も特に気にならなかった。
よく聴いてた曲:ワールズエンドダンスホール、初音ミクの消失、インビジブル

・RADWIMPS
小学6年生のクラスで、なぜかRADWIMPSが好きな男子が多かった。(今思うとよく知ってたな)ある男子が家からRADのCDを持ってきていて、給食中・掃除中はずっとRADが流れていた。よく芸能人のインタビューで「両親がミスチルが好きで、家の中でずっと聴いていたのでわたしも自然と…」というのを見るが、それが完全にわたしはRAD。しかも布教主はクラスの男子という、よりカオスな状況。
まあその当時はさすが小学男子、G行為とかばっかり流れてたので(変な曲のバンドやなー)くらいにしか思ってなかったけど、あとから有心論とかちゃんと聴くと歌詞が良すぎて感動しちゃったよね。これも数少ない歌詞が好きな曲。

よく聴いていた曲:君と青と羊、DADA、おしゃかしゃま、有心論

・AKB48
もうね、真っ只中ですよ。完全に世論に巻き込まれてましたね。10年桜のpvがめっちゃ好きだったな。よく掲示板の考察読んでた、メンバー死んでる説とか、心霊映像紛れ込んでるとか。あんっなに楽しそうなpvなのに、そんな恐ろしい裏設定があるのが楽しくて仕方なくて。よく聴いていた曲:10年桜、大声ダイヤモンド、RIVER、begginer

・放課後ティータイム
まあけいおんに捧げた小学生だったんでね。当たり前っすよ。
澪ちゃんvo.が好きだった。キャラソンもガンガン聴いてたなあ
よく聴いていた曲:singing、don't say lazy、no thank you!

中学生

最初はボカロばっかり。けど中2くらいからはとにかくバンド系を聞き漁っていた。が、本当に好きだったバンドは本当に一握り。たぶん、周りがアイドルやJPOPを聴いてる中で、「バンドというサブカルなジャンルを聴いているワタシ」に酔っている節はあったと思う。

・SEKAI NO OWARI
たぶんわたしが最初に好きになったアーティスト。小学校の同級生がハマっていると聞いて何も考えずに"ENTERTAINMENT"を借りた。衝撃的だった。まずスターライトパレード、なんて心地よい曲なんだろう。聴き入ってしまった。そしてファンタジー、illusionと目まぐるしく変わる曲調に翻弄され、そして不死鳥で泣いた。音楽を聴いて泣いたのは今まで生きてきてこれが最初で最後。このアルバムは人生で1番好きと言っても過言ではない。彼らの世界観に魅了され、すっかり虜になってしまった。
私は基本、音楽を聴くとき歌詞は聞かない。楽曲の雰囲気に魅了で好きになることが多いが、セカオワに関しては楽曲はもちろん、歌詞も好きだ。なんというか、歌詞もダイレクトに心に響いてくる感じ。あの感覚を得られるアーティストは私にとってそうそういない。 
よく聴いていた曲:全部。特に不死鳥、love the warz、天使と悪魔

・あるふぁきゅん
歌い手さん。もう歌声がかっっこいいんだわ。。あるふぁきゅんのハウトゥー世界征服を聞いて歌声の使い分けがあまりにも見事で驚いた。なんというか、憧れ?に近いような。
よく聴いていた曲:ハウトゥー世界征服、脳漿炸裂ガール

・UVERworld
ひとりで女祭りに行こうか迷ったくらいには好きだった。案の定歌詞はほとんど聞き流していたが(ごめんなさい)あの聴いただけでこう、ゾクゾクするというか、自分が無敵になった気がするというか、ストレス発散される気がするというか。とにかく当時は通学電車内でUVERを聴きながらひそかに血を騒がせる毎日だった。(どんな女子中学生やねん)
また、「LAST」というアルバムが特に好きでよく聞いていた。特に勉強中。いくらやる気が出なくても、あの1曲目「GOLD」の歌い出し「オールウェイズウィステイドゥルルルルドゥルルルル」を聴くと無条件で勉強に集中することができた。そのため大学受験の高校3年生までこの「GOLD」にはお世話になっていた。そう、わたしが大学に受かったのは間違いなくTAKUYA∞のおかげ。ありがとうTAKUYA∞。
よく聴いていた曲:GOLD、儚くも永久のカナシ、fight for liberty

・ワンオク
まあワンオクはみんな通るよね。
よく聴いていた曲:完全感覚dreamer、nothing helps

以上小中編。書いていたら久しぶりに聴きたい曲がたくさん出てきたので途中から聴きながら書いていたらもうエモ散らかしすぎていったん筆を止めて聴き込みました。笑 あ〜こりゃあ好きになるわなあってものばかり。当時の興奮が蘇ってきて楽しかった。

ここまでで気づいたことがあるので、書きます。

・好きになる傾向が2パターンある。
①楽曲はもちろん、歌詞にも惹かれているもの。セカオワの不死鳥 、RADの有心論、10年桜がこれにあたる。"聴かせる系の曲"が多い。あとストーリー性のある曲。すごいこの3曲全部ストーリーが具体的。しかも3つともせつない別れの曲!!衝撃。想像しやすいからかな。
②とにかくかっこいい、アドレナリンがバンバンでる曲。聴いてる時は何も考えてない、てか何も考えずにただハイになれる(麻薬?)セカオワ 、RADの有心論以外はたぶん全部これ。

・で、本当に心が動かされて好きなのは①だけ。②は脳内麻薬みたいなもん。歌詞全然わかんない。雰囲気で聴いてただハイになってる。

・②の曲は憧れもあるんじゃないかな、なんて。"かっこいい"への憧れ。キャーキャー言われたいんかな。あるふぁきゅんさんみたいに歌い散らかしてみたいって思うし、akbのriverみたいにかっこいい曲を踊り歌い散らかしたいし、ワンオクの完全感覚dreamerもかっこよく歌ってみたいって思うよ。てか聴いてる時はそんな妄想ばっかりしてたししてる。自分がわりとほど遠いからなあ、なんて。バッキバキにかっこいい曲が歌える歌声じゃないし。

・アニメのときも「自分はふんわり系統のアニメ(けいおんとか)とかっこいい系統のアニメ(psychopassとか)が好きと書いたが、たぶんこれも上に書いたのと共通していて、本当に好きなのはふんわりだけど、かっこいい系はあこがれ。たしかに、常守朱ちゃんみたいになりたかったもん。ドミネーター使いこなしたかったもん。

・たぶん②は逃避の意味もある。これは以前書いた「妄想について」の記事で書いたことだが、「現実に辛いことがあると衝動的にそこからの逃避として何かにのめり込んでしまうこと」があるらしい。これが私にとっては妄想で、ずっと悩んでいたのだが。たしかにハイな曲を聴いて妄想に浸っていると、現実のことを忘れられる。だがそれで心が満たされているかは別...?ハイになっているときは楽しいが、まず一度潜り込んだらなかなかやめられないし、またそのハイタイムが終わった後はむなしいし、めちゃめちゃ疲れる。笑 心満たされるというか、消耗してるなあ、って感じ。

やっぱりやるたびに発見があるなあ。
特にわたしが心動かされやすい曲は具体的なストーリーがあって、想像しやすいものが多い、っていう特徴があるのにはびっくり。あとわたしめっちゃ曲聴いてたけど本当に好きなのこれだけかよっていうのもびっくり。

さっきも取り上げた「妄想について」の記事で書いたのだが、逃避としての衝動的な創作活動(妄想が創作かはよくわからないが)は、自分の現実生活が満たされると不必要になるらしい。つまり②の曲を欲さなくなるということ。

②の曲との付き合い方は考えていきたいと思ったら。また次回。




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