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テングサから寒天作った話
こんにちは、ミヤと申します。
普段はモーソルというYou Tubeチャンネルでゲーム実況やらしております。
たまたまテングサが手に入りましたので寒天でも作っていこうと思います。
材料調達
先日千葉県は房総、安房郡鋸南町という海の近い町にある保田小学校(ホタショウガッコウ)という道の駅に行きました。
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小学校と名がついておりますが、役割を終え廃校となった小学校を改装して生まれ変わった道の駅です。
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加工品も周辺の土地のものがあって楽しいです。
土地の特産物やお土産品などを売っているのはもちろん、
教室風のお部屋で宿泊したり、
給食風の定食を食べたりもできます。
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そんなとこでテングサが売っておりましたので思わず買いましたね。へへ。
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本来テングサは赤い海藻で、
水で洗い太陽光に晒して乾燥というものを繰り返し色が抜けたものを寒天の原料に使用します。
海から取ってきたそのままの状態だと上手く寒天成分が抽出できないとか。
今回は色が抜けていた状態で販売されていたのでありがたい。
調理開始
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まずやるべきことはせっかく乾燥しているテングサ20gを1時間程度水に漬けること、
しっかり水が染み込むことで寒天のプルプル成分が煮出しやすくするという算段ですかね。
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次に鍋に軽く絞ったテングサ、2リットルの水と、
お酢大さじ1を入れて沸かします。
煮出すのにお酢が必要とのことですが
今回は家にあったリンゴ酢を使用しました。
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沸騰しないように1時間程度煮出します。
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鍋のお湯が少しとろとろしたところで火から上げます。
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煮出したテングサはザルやこし器などで取り除きます。
こし器を持っていないのでアク取りやキッチンペーパーで包んで絞ったりと色々やりました。
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絞ったテングサはそれはもう結構ヌルヌルしてて、
テングサってすごいんだってなりました。
ちなみに煮出しした後のテングサでも
水の量を半分にしてもう一度作れるらしいです。
テングサってすごいんだ。
粗熱が取れたら平たい容器に入れます。
ちょうど寒天を入れるために作られたような平らな容器があったので入れます。
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ということで小さな平らな容器にもお手伝いを要請します。
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ここで絞ったあとのテングサを見るともうすでにゼリー状のものができてます。
テングサってすごいんだ...。
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泡などがなくなりいい感じに落ち着いたら冷蔵庫に入れます。
4時間とか入れると良いらしいです。
・・・
さてなんだかんだで5時間後、
夕飯も終えて甘味タイムです。
取り出した寒天は固まっていますでしょうか。
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うおおスゲー、しっかりとして落ちません。
というか全然落ちる気配がないのでそのまま包丁でカットします。
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いい感じにカットしたら盛り付けます。
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それでは早速いただきますか。
煮出した当初あったお酢の香りは、
多少残ってるけど穏やかになりました。
それと合わせて海藻の香りもほんのりとします。
一口食べると、味も香りと同じような感じ。
香りほどお酢は感じないがうっすら海藻の味がします。
市販の寒天ほど食感はブリブリしておらずちょっと柔らかい。
当たり前なんだけど何と言うかジューシーというか、喉越しが最高。
これがすっぴんの寒天の味なんだよなぁといった印象です。
十分食べられるけどあんまりすっぴんでバクバク食べてると意外と海藻臭いので黒蜜をかけてみます。
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これは美味しい。
よく市販で売ってるみつ豆の寒天の味。
黒蜜をかけるのはすっぴん状態の寒天の臭みとかを消す意味もある感じなのかな。
さすが一般的な食べ方はよく考えられているなぁ。
喉越しの良さと相まってこれならバクバク食べられます。
もしかしたら豆、餡子、みかんとか混ぜたら美味しいんじゃないの?
まとめ
テングサから作った寒天は「あぁ美味しいなぁ」と思える程度ではありました。
黒蜜をかけるだけで一気に高級感が出て
家で作る和スイーツとしては十分満足の行く仕上がりです。
時間はかかりますが簡単だし、テングサぬるぬるすげーし。
結構お腹いっぱいになるし黒蜜もそんなに大量にかけなくても良いので低カロリーおやつとしても持って来いです。
今夜のアイスの代わりにいかがですかねぇ。
しかしテングサ自体が中々手に入りませんね。
場所によってはスーパーとかでも売っているのですかね。海沿いの町とか。
まあわざわざテングサからじゃなく市販の粉寒天とかでもいいかもですが。
という感じでこんなところですかね。
ごちそうさま、ありがとうございます。
以下宣伝。
やってるゲーム実況チャンネルです。
最近やってるReturn of the Obra Dinn(リターン オブ ジ オブラ・ディン)という推理ゲームです。
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