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待ってよ、世界

言いたいことの半分も伝えられない

みんなそんなもんなのかもしれない

流暢に話せるひとってうらやましい

考えたことを言語化できるのって、
ものすごい才能だと思う。おもって
いても、ちゃんと考えていても、言
葉として出てくるのは、いつだって
曖昧で、薄くて、軽い言葉たち。何
も考えていない訳じゃないのに、世
界はそんなに待ってくれない。わた
しの言葉を出し切るまで、黙ってい
てはくれないのだ。じゃあ反対に、
わたしはひとの言葉を待つことがで
きているだろうか?誰かの言葉を遮
って、自分の言葉で補おうとはして
いないか?

疲れたんだろうということはわかっ
ていて、でもどうすればいいのかだ
けがわからない。何をしたいのか、
何をしたくないのか、どれだけの選
択の余地が残されているのか、何も
かも考えることが嫌になっている。


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