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創作大賞2024応募しました! 作品紹介と応募までのドタバタ心理状況について

「私には無理よね。応募条件に満足するような作品書けないよ」

と、2023年は諦めた創作大賞。

主に最低文字数に達しないだろうと決めつけて指を噛み、去年の夏を過ごしました。

今年は……! 2024年は……!

応募しましたーーーー!!

(パチパチパチ)

紆余曲折あったものの、漫画原作部門にチャレンジしました。

投稿後の解放感がたまらない!
記憶が新鮮なうちに、「創作大賞への応募が完了するまで」の話をしていきますね!




応募を決意したタイミング

note創作大賞は4月あたりから、「今年こそは!」と思っていました。
その時が意識したタイミングですが、創作大賞に向けた執筆を始めたのは5月末でした(遅っ)

それまでの間は、小説投稿サイトで開催されている小さなコンテストに応募するために短編小説を書いていました。なので、当然6月近くにならないと手が開かない状態だったのです。

小さなコンテストを諦めて、創作大賞に全ての時間を当てることも考えました。
しかし、自分の実力をつけるには、数をこなす必要があると思い、二兎を追う方向で覚悟を決めました。


ファンタジー小説部門から漫画原作部門への転向

5月中旬から、その時点で書いていた短編小説が脱稿できる段階になり、改めて創作大賞の作戦を立て始めました。

小説書きなので、当然小説部門と思っていました。自分のネタストックから、ファンタジー系の駒を出そうと思っていたので、ファンタジー小説部門だろうと、創作大賞を意識した4月からぼんやりと考えていました。

しかし、実際に執筆作業を開始した5月末の時点で、10万字ボリュームの完結作品を書き上げるのは物理的に無理だろうと思い始めました。

今年1本、10万字超えの長編を書き上げており、その時でさえ急ピッチだったのにも関わらず1ヶ月半くらいを要していました。
投稿締め切りが7月23日とは言っても、読者投票や読者の目に触れるために、7月に入ったら投稿を済ませておきたいところです。
公募とは違って、締め切り前の事前投稿も意識しないといけないのがWEB応募の難しいところです。

と、まぁ、そんな具合で、短期間で長編小説を頑張って書く道を諦め、自分が応募できる別部門への鞍替えを検討しました。

そこで改めて、創作大賞の募集要項の記事を再確認。

 まずは、文章で物語を書くので、漫画原作部門しかないと思いました。
漫画原作部門は、1話は1万字まで。2、3話は各4000字まで。審査は3話まで。未完でもOK。
10万字超えの完結作品よりも圧倒的に書きやすくなります。

次に、自分の作品が企業の需要と合っていそうかを確認しました。
場合によっては、ネタを変える必要があります。

今回、第一に書きたかった「ファンタジー」の需要があるか、そこがポイントです。作風のテイストとしては少年漫画路線のファンタジー作品を考えていました。

企業の中には、某少年漫画雑誌が2社あるではありませんか……!(念のためお名前は伏せます)

大きくは外れていなそうなので、行けるかも!

少年漫画のファンタジー作品として、漫画原作部門にしよう!
そう覚悟を決めました。


漫画原作部門参加のためにまずやったこと

募集要項をよく確認しました。

字数が規定外、投稿形式があっていない。
など、内容以前のところで脱落するのはもったいないので、よく確認しました。

note公式が投稿している、各部門の投稿の仕方の記事を参照しました。

該当する部分のスクショを張ります。

文字数だったり、1話に2話と3話の記事リンクを貼ることと、あらすじを書くことは頭に叩き込みました。

ひとつ気になったのが、

※あらすじ、補足説明、2話以降のURLは文字数にカウントしません

でした。

補足説明ってなんじゃろ?
設定とか、アピールポイントとか、書いていいの!?
でも、書き方がわからない!?

そこで、創作大賞2023の漫画原作部門で受賞された受賞作品の記事を確認しました。
(直接記事のURLを貼るのは避けます)

なるほど…! 書いている!!
3話までで、文字制限があるとその中で伝わらなそうだから、補足説明で設定やアピールポイントを書こう!

本文以外にも補足説明を500字くらい書きました。


書き終わって、いざ投稿……!

下書き自体は6月第4週で終え、6月第5週は推敲をしていました。

毎度のことなのですが、投稿直前は慌てます。

何回見直しても、誤字を発見するし。見直したら見直したらで、表現に迷うところが出てきたり。何度も見直しているので、文字を追っているだけになって「見直ししているのか?」ってこれでいのか感が募るし。
しまいには、昨日直した語尾を、「こっちがいいのかなー」なんて、今日また別の語尾に直す。

なんてことを繰り返して、7月に入り「もう投稿しちゃえ!」の気持ちになりました。

そこからは「早く投稿しなくては!」という切迫感に変わり、あらすじと補足説明を除く文字数を幾度となくチェックしたり。応募規定を何度も確認したり。
noteだからアイキャッチ作らないとー。なんて急いでアイキャッチを準備したりと、数日間バタバタ過ごして、7月7日の午前に登校に漕ぎ着けましたー!

そんなこんなで、投稿した作品がこちら!


作品紹介

「伝説の勇者の末裔は剣なんて振るわない─実は、振るえない。の間違いです」

【あらすじ】

 勇者が、かつて世界を恐怖の底に陥れた魔王を討伐してから千年。勇者の末裔、ユーリ・ハウゼンは安寧の世で順風満帆な学生生活をおくっていた。

 ある日、姉エキドナが生き延びていた二代目魔王にさらわれてしまう。親の命令により救出に向かったが、逃げることしか能がないユーリは救出に失敗。名門ハウゼン家を追い出されてしまった。

 勇者の末裔ユーリと、ゆとり社会で育った魔導士、魔剣士、回復術士の子孫たちは無謀ながらも魔王討伐に立ち上がる。

 無能なユーリだったが、仲間と一致団結し、精神的にも能力的にも成長していく。ついに魔王を倒し、エキドナを救出する。自身の名誉も回復させ、時代の英雄となる。

【アピールポイント】

  • 主人公は、“勇者”から想像される人物とはかけ離れた情けないキャラクターであること。強い魔王と、ゆとり社会で育った弱い勇者という、立場の逆転が設定のキモになっています。

  • この作品は完璧じゃない、弱さを持った主人公が自分なりに頑張って、仲間と共に困難を乗り越えていく様子を魅せる物語です。

  • 序盤から、読者に応援してもらえるような楽しい雰囲気のストーリー展開になっています。

【補足情報】

  • ファンタジーの舞台設定で、産業革命あたりの近代ヨーロッパをイメージしています。一方、魔王討伐の千年前の雰囲気は中世前期のヨーロッパです。

  • 世界は魔力が動力となり、エネルギー産業や通信技術などが発達しています。電力を魔力で作り出しているイメージです。

  • 魔王討伐以降、平和になった世の中では魔術がすたれ、精通する者も限られています。

  • 世界の動力となる魔力は、主に生き残った二代目魔王から供給されています。二代目魔王の命を見逃すことと引き換えに、人間に魔力供給する約束を交わして、初代魔王は勇者に倒されてしまいます。

  • 魔王は人間とは違い、体が丈夫で寿命も長く、魔力も無尽蔵に生み出すことができます。そのため、人間は平和な世の中で鍛練を怠り、肉体的にも弱くなり、魔力を失っていきます。弱くなる人間と強くあり続ける魔王の対比関係が生まれ、千年の月日で立場が逆転してしまいます。これが設定の背景です。



今回は創作大賞にエントリーしたよ!って話と作品紹介をさせて頂きました!

応募のために3話で打ち止めしましたが、結末までのプラットを書いて、小説作品として完結させたいと思っています。


最後までご覧頂きありがとうございました!


(2024/07/14追記)

あらすじを書き直しました。

【初投稿時のあらすじ】

 かつて世界を恐怖の底に陥れた邪悪なる存在、魔王が勇者に討伐されてから千年。伝説の勇者とその従者たちを輩出したイグニス帝国は安寧の世を満喫していた。

 勇者の末裔、ユーリ・ハウゼンは順風満帆な学生生活をおくっていたが、その実態は家門の権威を振りかざすだけの無能な少年だった。

 ある日、ユーリの姉エキドナが生き延びていた二代目魔王にさらわれてしまう。実力も能力もないユーリは救出に失敗。逃げ帰ったことで、名門ハウゼン家を追い出されてしまう。

 逃げるしか能がない勇者の子孫ユーリと、ゆとり社会で育った魔導士、魔剣士、回復術士の子孫たちは、再び魔王を討伐し、栄光を取り戻すことができるのか!?

1話につけるあらすじを読み直していて、

「そういや公募のあらすじってログラインのことだったよな。結末まで書かないといけないよなー」

と、思い出し、初投稿時のあらすじは結末まで書いていなかったので(上記参照)、慌てて書きおなしました。

投稿サイトに載せるあらすじは「主人公の運命やいかに!?」みたいなアニメの次回予告的なテンションでも良いと思うんですが…
今回は公募の時の腹積りで行った方が良いと思いまして

気づいてよかった〜

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