乗り越えたい！その時。自分との向き合い方
乗り越えたい。そんな時はないだろうか。
私は今、そんな気持ちだ。気づいた時からずっと前からそんな気がする。
コロナ禍ゆえに世界全体が落ち込み、経済は停滞。以前のような経済状況に回復する兆しはなかなか見えてこない。
不透明で停滞ムードが漂っているせいで、心もすっかり影響されてしまった。まるっきり変わってしまった世の中への順応を求められ、自分を新様式スタイルへと強制的にシフトせざるを得ない状況に。
みんな結構しんどかったと思う。「やった方が良い」とあくまで選択権は我々にあるものから、「やらねばならない」と強く言われ、自分自身を変革していかなければならない日常。強いられている感覚なのに、やったことに対する正解はない。こんな日々に疲れてしまった。ずっとトンネルの中にいる感覚である。
私が特に強く感じるのは閉塞感や停滞感だ。
従来通りが通用しないからこそ、これまでと違うことにチャレンジする取り組みが広がっている。
リモート活用の加速だ。
ネット活動に身を置く者としては、リモートは常識で真新しいことではないのだが、以前よりもリモートによる活動が活発になっている気がする。時折活発に活動されている方を見かけるとより輝いて見える。
自分も変わっていかなければならない。
自分の中の閉塞感、停滞感を打ち破って前に進んでいくためには何かを変えなければいけない気がする。
私のネット活動を振り返ると例え自分の日常が変わっても同じ時間帯に執筆活動を設け、できる限り日々同じペースで描き続けることで精神安定を保ってきた。自分のペースを守ることが自分の気力を保つ唯一の方法だと実感している。
従来通りが通用しないご時世、同じスタイルで活動を継続していこうと思っている自分は時代に反している気がする。
コロナ禍になってから創作活動などのクリエイティブな時間が減るばかりなのである。私の日常は変えられない。家庭やリアル生活の役割がより増していく中でどうやって活動スタイルを変えていけば良いのか。自分がどう変わっていきたいのかも、イメージがまったく見えてこない。
ただ、願うのはやりがいを持って楽しく創作活動を続けていくこと。その先に私の作品を見てくれる人がいること。誰かの心を動かせる何かを作ること。
ただそれだけなんだ。
今年の10月30日で最初の台本を書いてから4周年になる。気づけばこんなに経っていた。長いのか短いのかわからないが、私の中ではひとつのことをこれだけ長く続けてきたのは初めてだと思う。
もっともっとという気持ちもあるのだが、どう進んでいいか分からないので今は少し立ち止まってみようと思う。
未発表作品や書きかけのメモを整理し作品を完成させる。手が届く範囲で小さな達成感を積み重ねつつ、何かを作ろうとする自分と向き合って、心にゆとりと栄養をあげる創作活動期間にしたい。
忙しいを理由になかなか向き合えていないことをひとつひとつ拾い上げていきたい。
台本を見てくださる方、読んでくださる方、使ってくださる方。関わってくださる方々の存在を今まで以上に胸に抱いて進んでいきたいと思う。
いつもありがとう。
ひとりひとりに返せないけど、いつも想っています。
自分とその周りの人を大切に想って少しずつ進んでいきたいと思うのでした。
これが、今私ができる乗り越え方です。閉塞感、停滞感を感じて不安になっている方。あなただけではない。私だってそう。
こんな時だからこそ、少し立ち止まってみよう。
〜最後まで読んで頂き、ありがとうございました〜
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