見出し画像

231003_パソコン立ち上げるとニュース三昧

パソコン立ち上げてインターネット検索しようとすると必ずニュース系の情報が目に入ります。
これ、鬱陶しいなーと思っているのですが、
小麦、砂糖と並んでニュースには中毒性がありますよね。
つい見てしまう感じ。
ニュースの文字を見て自分の世界にそんなことが起こったのだと思わせるから、非常に厄介なものだと思っています。

インターネットニュースは通常、文字で表示されています。
なのでそれを見た人は文字を見ているだけなんですが、その文字を見て自分が今まで見知ってきたものをイメージとして集めて脳内で文字をイメージに変換しているところがあります。
このような経過を見ると、文字で見たインターネットニュースは自分にとっての事実ではなく、限りなく自分の脳内で作りだした妄想イメージと言えるかと思います。

〇〇地区で殺人事件があったと聞くと、それを聞いた人は〇〇地区のイメージを想起しそこにネガティブなイメージを上書きしていきます。そうするとその人だけのネガティブな○○地区が出来上がります。
限りなく妄想の〇〇地区なんですが、本人は妄想と事実の分け方を知らないだけでなく分けたほうがいいとすらも思わないので、妄想の世界に自分の体を置くようになります。
そしていつしか自分が妄想の世界にいることすらも忘れます。

現代だとニュース情報がわんさか溢れていますので、それを見ている不特定多数の人はほとんど妄想の世界に身を置いていて自分が妄想の世界にいることに氣が付けなくなっています。

例えばですが目の前で交通事故が起こったところを目撃したらそれを事実と言っていいと思いますが、その場所で交通事故がありましたという情報を聞いた場合は自分にとっての事実情報ではなく他人から聞いたただの伝聞情報で、もしその場所でガードレールが歪んだ状態になって交通事故でもあったと思われる物的な破損があっても瞬間を見ていないのなら伝聞情報となると思います。
この伝聞情報を目にして脳内で作りあげた妄想イメージが妄想主の目の前の現実に転写されている感じになっていて、さらにほかの伝聞情報を脳内イメージに変換して現実世界に転写することをやっていると自分の現実がほぼ妄想だらけとなってしまってそこから抜け出すのがかなり難しくなります。

ヒビキアマカム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?