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今月見た映画の話、ちょこっとだけ
ノートで視聴録を書くようになって3週間目、早くも記事を書くことで普段の意識が変化してきた。
それは記憶をちゃんと「置く」という行為を怠らなくなったという事。わかってはいるつもりでも、何かしらのきっかけが無いとやることもなくて、日々記憶を失っていた。
ふと思ったことがあるんだけど、mixiをやっていた時代は濃密な日々を送っていたような錯覚があった。今はコロナだけど、その前の時期にしても昔より刺激はあったけど、振り返った時に思ったほど記憶に残ってなかった。
多分それは、充実していた日々の記憶を「置く」行動を怠っていて、振り返りをする時間を作らなかったからだと思う。過去を振り返らないのも別にいいことではあると思うけど、ちょっとの小話になるようなネタまで忘れちゃうのは損だなぁ、と思うとサボらず記事を書けちゃうみたい。
さて、今日で緊急事態宣言も終了となり、来週からすこし緩和された世の中になる。休業してた映画館もちょっと前から再開して、同時に延期してた作品が怒涛のように押し寄せてきた。
去年は映画を見た数がすごく少なく、今年も休業もあり上半期は数本だけしか見ていなかった。
時間もあり、6月に入ってから、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」「るろうに剣心 最終章 The Final」「ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜」と1週間に1本のペースで見ており、この後も見たい映画がまだまだ待機している状況。今の自分には火曜日のTOHOシネマズの割引デーが強力な味方なのです。
そんなわけで、今月見た3本の簡単な感想。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
ガンダム作品久々の「富野由悠季」原作作品。この小説は高校の時、人生で最もガンダム熱が高く、ガンダムを見るために、終業後学校一早く校舎を出ることに生きがいを感じていた時に読んでいたものだった。
満を持しての映像化ということもあり期待も高く、気づいたら公開初日に見に行っていた。今作のヒロインの「ギギ・アンダルシア」がこれまでのガンダム作品にはいそうでいない、セクシュアルと神秘さを併せ持ったキャラで、そのキャラ造形がとにかく突出して良かった。(過去にはゲームでしか映像化されたことが無かった)
戦闘シーンなどももちろん素晴らしいんだけど、ガンダムUCの時点でそのあたりの凄さは実感していて、悪い意味で戦闘シーンのクオリティの高さに慣れてしまったのかもしれない。
これだけ好きな感じを出しておいて本当にアホなんだけど、映画を見に行ってとにかく、「これ終わるの??」という気持ちで終始していた。結果、終らなかった。
というか、実は3部作だった。
全くその事実を知らないで公開初日に見に行ってた。
言い訳をすると、これまで一本で終わらない作品は副題が付くことが殆どで複数話で展開されることが分かりやすかったんだけど、この作品だけは副題も無いので、これ一本で終わると思ってる人はある程度いるんじゃないかと思う。
自分原因だけど、こういうモヤモヤが残るパターンてたまにあるよね、っていう話でした。
一本目の感想が長くなった・・・こっからは短縮で。
るろうに剣心 最終章 The Final
The Finalといいつつその後公開のThe Beginningが本当の最終作という、これまた罠。この作品は運悪く緊急事態宣言直前に公開したために2か月間休業していた映画館では見れず、劇場再開と共にThe Beginningも始まったがために、前述のようにどっちを先に見るか混乱する状況だった。
内容はともかく、このタイミングで有村架純をグッと好きになってしまった。コントが始まるの演技も良かったのもあるけど、なにかこう始まってしまった。
ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜
日向坂46小坂菜緒目当てで見に行ってきた。この作品も不幸なことにオリンピックを題材にしていたがために、コロナとオリンピック延期で公開を一年間も延期しての上映だった。
コロナ直前の2020年2月に行った日向坂46のライブがちょうどこの撮影のためセンターの小坂菜緒が急遽休みを取るという事になった経緯もあり、映画を見ながら、撮影の時期があの日だったのかーというドキュメンタリー以外では味わえない謎の気持ちで見ることができた。
色々省くけど、この作品めちゃめちゃいい作品だった。事実をもとにした作品であるからという部分も大きいけど、作りが丁寧でかつ王道の盛り上がり方も踏まえている。小坂菜緒が思っていた以上に主人公を動かす、重要すぎるヒロイン役だったことも一因。
正直後半かなり泣いた。日向坂が絡むと泣く脳を、もう少し何とかしなければいけない。
ちょうど映画を見た時間帯に舞台挨拶のLine Liveをやっており、さんざん泣いた後に映画館横のKFCでそのアーカイブを見たら、これまた泣ける舞台挨拶で、普段なら泣かないけど、まだ役がそのまま残ってる状態でそれを見てしまったので、KFCで隠れて泣いた。
注目度がそこまで高くなかったり反オリンピックの風潮もあって逆風だけど、とにかく良い映画だということを自分くらいはちゃんとネットに残したいと思った。
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