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『88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所』ってどんな本?

春ですね。
だいぶ暖かくなってきました。

本日ご紹介するのは、多良美智子さんの『88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所』です。

88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所

著者の多良さんは88歳でとってもお元気! その元気の秘密は日々の食事にあるようで。

本書では多良さんの食事と料理について主に書かれています。 

目次

なんと多良さんはYouTuberでもあります。当時中学生のお孫さんと85歳の時に始めたYouTube「Earthおばあちゃんねる」は登録者数15万人の人気チャンネルです!

動画では料理をされている場面が多いのですが、それがなんとも美味しそうで。私は、この「やきそば」の回が好きです。これを観た後、早速やきそばを買いに行ってしまいました。

お孫さんとのやりとりも温かく、ほっこりする動画です。

『88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所』にもたくさんの多良さんのお料理が掲載されています。

こちらは簡単に作れる玉ねぎドレッシング。いかにも”レシピ”という感じではなく、家にあるものですぐマネできるので、「やってみよう〜」という気になります。

これはある日の多良さんの昼食。ご飯はオートミールです。シンプルな料理ですが、毎日栄養バランスをしっかり考えているので、とても参考になります。

こちらはほうれん草。
多良さんのお料理は切っただけ、茹でただけ、醤油をたらしただけ〜と簡単なのですが、見た目も素敵で、美味しく出来上がります。

本書にはキャベツ、レタス、にんじん、アスパラガス、大根など食材別にお料理が掲載されているので、どのページから読んでも、わかりやすくとっても楽しめます!

多良さんの生まれ育った長崎は有田、伊万里など陶器の産地のちかく。小さい頃からよく骨董市などに足を運んでいたそう。なので、器のセンスもとても素敵です! 器で食卓が華やかになりますね。

12万部売れた多良さんの1作目『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』では、日々の暮らしが主に書かれていたのですが、今回は食事と料理にフォーカス。

食事では、タンパク質を積極的にとり、「必要な栄養」をしっかり摂取しています。しかも、その調理法はとにかく簡単!!

調理師免許を持つ「料理のプロ」でありながら、ベテラン主婦としての知恵とアイデアが凝縮された食事づくり、ぜひ読んでみてください。



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