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『ラストピースは誰になるのだろう』【アーセナル・補強ポイント】~20-21夏の移籍市場を終えて~

まえがき

こんにちは!メランコです。

今回は、いつものマッチプレビューシリーズ『メランコの足跡』から離れて、今シーズンのアーセナルのスカッド分析をしたいと思います。

具体的には、"主力選手たちをシステムに当てはめて、そのバランスを見ていいく"というものです。

【システムに当てはめてみる~3種をカバー~】

現在のアルテタは、"守備時は5-4-1、攻撃時はCBの一角がSBに変化し4バックになるシステム"を用いている。

攻撃時の選手配置はこのようになっている。(⤵)

アルテタは"5レーン理論"を用いるため、攻撃時の選手配置はどんなシステムでもこの形(分布)から変えることはないだろう。


ということで、ここからは、各システムごとでのスカッドのバランスを考えていく。

《条件》
・考慮するフォメは"撤退守備時のもの"で考えた4種類
・"各ポジション2選手"を主力とする。

○5-4-1での主力たち

○4-3-3(4-5-1)での主力たち(予想)

○4-4-2での主力たち(予想)

○5-3-2での主力たち(予想)

(攻撃時の型を崩さざるを得なくなるシステムである上に、今のアーセナルの選手たちでは、"3枚でのスライド"では守備力を担保出来ないとも思う。

だから、5-3-2のシステムをアルテタが採用する確率は低いと思う。)

【結果/考察】

○非常にバランスが良く、ユーティリティ性に富んだスカッドである

メンバーはそのまま3種類のフォーメーションを使い分けられることが分かった。

相手に合わせた"戦術的対策"をとりやすい、優れたスカッドである。

○不安要素は"右のCB"

ファーストチョイスの選手に不安が残るのは"右のCB"だけ。

4バックの一角としての守備力に不安があったり、配給力に不安の残る選手が多い。

⇓⇓⇓

[補強戦略]

【前提】 : アルテタが4バックを採用する

新たに選手獲得するのではなく、サリバ/ホールディングなどの、今いる若手が主力として使えるようになるまでの期間を埋めるための"レンタル移籍"での選手獲得が賢明だろう。

あとがき

自分は6月28日にも本記事と同じテーマで記事を書いていた。

見直してみると、4ヶ月弱の月日しか経過していないが、その頃とは、"アルテタが使っているシステム"などを筆頭に、チームが大きく変化していることが分かった。

そして、アーセナルがアルテタのもと、着実に進化しているのを改めて実感できた。

「"これからも、アーセナルがどのように進化していくのか"をリアルタイムで追っていきたいなぁ」と改めて思った。

【Twitter】

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【画像】

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