見出し画像

現代の口伝 失われつつある本質

活字がわんさか溢れてる現代。
紙面上の文字では「本」として、たくさんの情報があります。
ネット上では毎日毎日。

でも本質は語られていない。。。

この先有料です!

となるのでしょうが、どうやら「この先有料です」にたどり着き、お金を支払っても本質は語られていなかったりすることも多いように感じます。

口伝

とは太古の話かと思いきや、現代にこそ大切なんだと思います。

そもそも口伝です!とは公表するものでもなく、人と人が出逢い、どれだけお互いがお互いを尊重し、お互いの本質を見抜き、心開いていけるかで次へと伝えられていくのだと思います。

お互いの感性同士、その言葉に秘められた奥の奥まで想像、創造していけるか。

人に寿命はあります。生きている間に、先代から学んだ本質をどれだけ受け継いでいけるのか。

口伝への入り口は求めて得られるものでもなく、時期が来れば向こうからやってくるもののようです。

ひょんな出会いから、ネットにある情報と現実に起きたことを照らし合わせてみれば、きっとこれって「口伝」ってことだよね!という現状が目の前にひょっこり現れ。身が引き締まる思いと共に暮らすようになってます。

こちらは谷川俊太郎さんの言葉。

思いがけない角度で切り取ることで、ふだんよく知っていると思い込んでいる現実の意外な面、思いがけない本質が見えてくる。ただの思いつきでもいいんです、思いつきというのは、時に知性よりもっと深いところ、まだコトバにならないものが渦巻いている意識かから湧いてくるものですから。

講談社絵本通信 絵本作りの楽しみ 谷川俊太郎

このお言葉は、口伝を引き継ぐ心構えと通じ合うと私は感じています。

単なる情報の収集を超えるのですね。

つい先日までずっと他人事のように眺めていた世界だったのですが。

出会ったからには、知識と真理を次世代に伝えるための深い敬意と責任も感じつつあります。

学んだことはこちらでもシェアできるまでになれたら良いのですが。。。どこまでついていけるのでしょうか。

この本質を知ることは、宇宙で生きるを知ることになるのでしょうが、こればかりをやるのも違うのでしょう。

今の現実を生きながら、並行することでこそ深い意味を感じます。

一昨年は、自分軸をブラさず、竹のように「しなやかに」自由自在を目指してきました。まあまあ実現できたかな。

今年はより一層自分軸を信じ、次へのチャレンジとして、水のように「まろやかに」変幻自在を目指していきたいものです。

映し出される景色がガラリと変わったこともあり、今はまだ静かに自分を見つめる時間をより一層大切に生きています。

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?