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綺麗の境界線 2

綺麗の境界線

各家庭それぞれであり、
そこが家事代行のトラブルにもつながります。

とはいえ苦い思い出があります。
歯科衛生士(デンタルハイジニスト〈DH〉)
免許取得のため大学病院での実習。

当時まだ10代。
怖そうな口腔外科医のもと歯医者の卵さんたちも見学。
そんな中DH卵はオペサポートに入ります。

清潔、不潔の領域がオセロのように決まってます。
一つ間違えれば全てがやり直し。

グローブ一つ手を通すこともそれは大変!
たくさん怒られました。

患者さんから見れば「当たり前でしょ!」と思われるのかも知れないけれど、現実街の歯医者さんに勤めれば、似たオペでも清潔不潔域は変わるのです。大学病院並みの準備をしてれば潰れてしまうのでしょう。

そんな経験はコロナ禍でも驚かされました。その頃、近くの産婦人科でお掃除のお仕事を経験したのですが、清潔不潔域は「見せかけ」でしかなかったのです。

そして街中でも、清潔不潔を目で追っていけば全てアウトに思います。

とはいえ、口腔内をみればちょっとお手入れを間違えれば病原菌だらけだったり。でも人は、街中の手すりの汚れに敏感になってたりするのですね。一日前の食材の切れ端を、排水溝ではどのスポンジで磨くか迷います。

境界線

勝手なルールでしかありません。
なんたって排水溝に関しては私自身「絶対」ルールはありません。

大学病院のオペのように、
ルールの中は窮屈だったりします。
ひとつ間違えれば全て終わっちゃいます。

幻の境界線に。

お隣さんちとの境界線じゃないけれど
ちょっと地面深く潜れば
幻の境界線。

高級住宅地。
ではあったけれど地震で傾く土地がありました。
一軒壊せば隣は傾きました。

人間関係の境界線も本来はルールなんてありません。
幻の境界線。

境界線とどう向き合うか

これぞ人生!?
とさえ最近は思います。


つづきます。




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