摂りすぎ危険!タンパク質の真実
『色々な著書を1つの記事に』ということで、今回は
『プロテイン(タンパク質)の危険性』についてまとめました!
是非、最後までご覧下さい!
皆さんの中で
筋トレ
が趣味な方や
美容や健康
に気をつけている方で
日常的に
プロテイン
を飲んでいる方はいないでしょうか?
僕も、朝起きたら筋肉の分解が...と思い
飲んでいます。
しかし、もしかすると
そのままでは
健康に悪影響
を及ぼす可能性があります。
実際に2017年、オーストラリアでボディビビルダー(筋肉の大きさや、キレ、ポージングを競い合う選手)を目指そうと、欠かさずプロテインを飲み、完全なタンパク質中心の生活をしている女性がいました。
すると、25歳という若さで突然倒れ亡くなってしまいました。
原因は、プロテインの過剰摂取により、肝臓に障害が起き、それによりアンモニアの数値が異常に高い『尿素サイクル異常症』だったそうです。
今回の『note』はそんな問題を解決するための1記事なっていて、『シンバイオディクス』の素晴らしさについて書きました。
ですので、プロテインを飲んでいる方は特に、今回のnoteをご覧いただき、興味がもてたという方は、『いいね』よろしくお願い致します。
今回は2章構成で説明していきます。各々解説していきます。
それでは早速、内容をみていきましょう!
◆プロテインの過剰摂取の問題とは?
◆シンバイオティクスで解決しよう!
◆プロテインの過剰摂取の問題とは?
冒頭でも説明した通り、プロテインを過剰に摂取していると
問題が起きてしまいます。
これは何故かといいますと、腸内でタンパク質を吸収しきれずに、腐敗産物が生まれてしまうからです。具体的に、そもそもプロテインとは、日本語で『タンパク質』のことで、摂取したタンパク質は吸収されるために、『ペプチド』や『アミノ酸』に分解されます。しかし、プロテインを過剰に摂取してしまうと、分解するための酵素が足りなくなってしまい、小腸では吸収されずに大腸までいってしまいます。
すると、分解しきれなかったタンパク質が大腸の中で悪玉菌のエサになり、アンモニアやフェノール、p-クレゾール、インドールといった毒性が強い腐敗産物が作られてしまいます。
では、腐敗産物が生まれるとどうなるのかと言いますと、
リーキーガットや内臓疲労を引き起こす可能性があります。まず、リーキーガットとは何かと言いますと、腸の粘膜に穴が空いてしまい、異物が血管内に漏れ出す状態にある腸のことです。
p-クレゾールやフェノールなどの腐敗産物はなんと、腸のバリア機能を壊してしまいます。そして、やがて腸管はリーキーガットになってしまいます。すると、病原細菌やウイルス、アレルゲンといった有害物質が体内へと侵入しやすくなり、それにより体内で炎症反応が進み、『炎症性腸疾患』『アレルギー疾患』『自己免疫疾患』などを引き起こしてしまいます。
また、肌のターンオーバーも鈍らせ、肌質を悪化させてしまうこともあります。他にも内臓疲労を引き起こすともされていて、
まず肝臓は腐敗産物でもあるアンモニアを無毒化し、尿素に変換しなければなりません。なので、タンパク質を摂りすぎてしまうと、肝臓に負担のなってしまいます。
すると、冒頭で説明した症状になってしまう可能性もあります。
続いて、同様に腐敗産物であるインドールは腎臓に負担をかけ『腎不全』を引き起こす可能性があるとされています。また、これは激しく運動をするようなアスリートパフォーマンスを低下させます。つまり、このようなタンパク質の過剰摂取は、腸・肝・腎臓へ様々な問題を引き起こしてしまうということです。
加えて、プロテインの摂りすぎ以外にも『リーキーガット』を引き起こす原因があります。それが、人工の食用乳化剤です。
食用乳化剤というのは食品添加物のひとつです。食品を日持ちさせたり、食感を改良するために使われたりしています。
しかし、この乳化剤の乳化作用によって、腸の中の上皮細胞と呼ばれる菌や病原体、毒素が腸内から血液へ侵入することを防いでくれる細胞を細胞死させる毒性があることがわかっています。
それによって『リーキガット』を引き起こす場合があるとされています。
コンビニやスーパーなど、色々な食材に乳化剤が入っていたりしますので、皆さん注意してください。このようにプロテインの摂すぎと、食用乳化剤は健康上の問題を引き起こしてしまう可能性があるということです。
ではどのように防いでいけばいいのでしょうか。
次の章でみていきましょう。
◆シンバイオティクスで解決しよう
プロテイン過剰摂取の問題の解決策として、シンバイオティクスをオススメします。では、シンバイオティクスとは何かと言いますと、プロバイオティクスとプレバイオティクス特にあわせたもので、平たく言ってしまうと腸内環境を整えるために、善玉菌そのものと、善玉菌のエサになるものを両方摂りましょうということです。
プロバイオティクスとプレバイオティクスとはなんなんでしぃうか。
まずプロバイオティクスとは何かと言いますと、ざっくり言うと、腸内で良い働きをする菌のことです。例えば、乳酸菌や、ビフィズス菌、酪酸菌などがプロバイオティクスです。これは善玉菌として腸まで届き、腸の中で有害な菌の活動を抑えてくれます。
では、どう言ったものに含まれるのかと言いますと、
味噌や納豆、ヨーグルト、ぬか漬けといった発酵食品に含まれています。
続いて、プレバイオティクスとは何かと言いますと、腸内で善玉菌のエサになるものです。例えば、バナナやキノコ、キウイフルーツ、こんにゃく、ごぼうなどで、これらは大腸に置いて善玉菌のエサになり、善玉菌の増殖を促進する作用をもっていますので、腸内環境を整えてくれます。
また、プレバイオティクスはプロバイオティクスと一緒に摂ることによって、さらに『乳酸菌』や『ビフィズス菌』が増殖しますので、より整腸作用を高めてくれます。
このように、プロテインの過剰摂取による問題を防いでいくためには、このシンバイオティクスを取り入れ、腸内環境を改善していくことが重要になってきます。
ではもう少し深堀をして、このシンバイオティクスを取り入れる際の3つのポイントを紹介します。これがこの記事の1番大事な部分です。
Point1:α-オリゴ糖を摂ること
まず、食物繊維の中には、『難消化性デキストリン』と呼ばれる消化酵素で分解しにくいブドウ糖が数個連なったものがあります。これは難消化性ですので、小腸で消化酵素では消化されにくく、大腸まで届いてくれます。また、『難消化性デキストリン』の中でも、α-シクロデキストリン(α-オリゴ糖)を摂ることを推奨します。
では、α-オリゴ糖はどのような効果があるのかといいますと、プロバイオティクスとして働いてくれ、摂取することによって、小腸におけ余分な糖や、脂肪の吸収を阻害そてくれる働きがあります。それにより、血糖値の上昇抑制、中性脂肪・小型LDL-Cの減少、痩身作用などの健康効果が得られます。
また大腸まで届くと、酪酸菌や乳酸菌といった善玉菌の増殖作用があり、それらが短鎖脂肪酸に変換し、腐敗産物のアンモニアを中和して、消去したり、加えて、フェノールやp-クレソゾールといったフェノール類の酸性を抑えてくれます。
それによって、女性には特に嬉しい便秘改善や美肌効果、高アレルギー作用を得ることが出来る素晴らしい成分になっています。
では、どうやってα-オリゴ糖を摂ればいいのかといいますと、
先程も説明した、バナナ・キウイフルーツ・キノコ・こんにゃく・ごぼう・さつまいもから摂ることができます。また補足として、サプリメントから摂ることもできます!
Point2:キウイα-オリゴパウダーを摂ること
そもそも、キウイフルーツってものすごく健康にいいんです。
具体的に、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC、ビタミンE、体に必要なビタミンとミネラルである葉酸とカロテン、抗がん作用とコレステロール値を下げるクロロフィル、タンパク分解酵素のアクチニジン、水溶性食物繊維のペクチン、不溶性食物繊維のアラビノキシランが含まれています。
特に、水溶性食物繊維のペクチンは、酢酸、酪酸、プロピオン酸など、短鎖脂肪酸に変換され、腸内を善玉菌優位な状態にしてくれます。
一方で、不溶性食物繊維のアラビノキシランは、プロバイオティクスとして、ビフィズス菌や乳酸菌を増やしてくれます。
また、タンパク分解酵素のアクチニジンも体に良い効果をもたらしてくれます。
そもそも、体には代謝酵素と消化酵素があり、
代謝酵素とは免疫の向上、細胞の再生や修復、体温調節、エネルギーの産生、老廃物の代謝、筋肉を動かしたり、自律神経の調節など重要な役割があります。
一方で、消化酵素は炭水化物やタンパク質、脂質えお代謝する働きがあります。
そして、これら2つ(代謝酵素と消化酵素)が体内で生成される量の合計は一定とされていますので、どちらかの生産量が増えると、そちらかが減ってしまう仕組みになっています。
そこに、大量なお肉やプロテインが入ってくると、消化酵素を沢山必要としますので、重要な代謝酵素の働きが悪くなってしまいます。
そこで、タンパク分解酵素を含むキウイフルーツを摂取することで、タンパク質を腸内でしっかり分解できることはもちろんのこと、消化酵素を節約でき、重要な代謝酵素を増やすことができます。
例えば、料理をするときにお肉を柔らかくするためにパイナップルを使われたりすると思います。そんなイメージで、キウイもタンパク質を分解してくれるということです。
しかし、フルーツというのは、果糖といって非常に太りやすい糖質ですので、食べ過ぎには注意しましょう。
また、実はキウイフルーツとα-オリゴ糖は相性がものすごくいいんです。一緒に摂ることで、タンパク質分解酵素を長期に渡って維持することができ、現在では『キウイα-オリゴパウダー』というパウダーが売られています。つまり、プロテインの過剰摂取による腸内環境の悪化を抑えるためには、キウイフルーツ+α-オリゴ糖または、キウイα-オリゴパウダーを摂取するように意識してみましょう。
Point:3 酪酸菌を摂ること
そもそも、酪酸菌とは何かと言いますと、大腸の中で短鎖脂肪酸と呼ばれる脂肪酸の一種の酪酸を作る菌のことです。こういった短鎖脂肪酸は大腸の上皮細胞のエネルギーになってくれます。
また、上皮細胞のエネルギーになるということは、その過程で血管からの酸素が必要ですので、それにより大腸の中は善玉菌が住みやすい無酸素状態になります。
すると、リーキーガットの防止、肌荒れの抑制、ダイエット効果、感染予防対策、自律神経の正常化、睡眠の質の改善など様々な効果が得られます。
加えて、酪酸菌はプロバイオティクスとして腸内環境を整える善玉菌であること、α-オリゴ糖は善玉菌のエサになるプレバイオティクスとして働きます。なので、この両方を摂ることで酪酸菌はα-オリゴ糖を栄養素にして、短鎖脂肪酸である酪酸に変換し、腸管内を善玉菌優位な状態にしてくれます。
酪酸菌はどういったものに含まれているのか言いますと、
味噌や納豆、ヨーグルト、ぬか漬けといった発酵食品に含まれています。
このようにプロテインの過剰摂取の問題を防ぐためには、α-オリゴ糖、キウイフルーツ、酪酸菌を摂っていきましょう。
では皆さん、次回お会いしましょう!✨👋🏻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?