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長生きの秘訣は性格


『色々な著書を一つの記事に』ということで、本日は【科学的に老化を防ぐ】ということをテーマに書きました。

皆さんも老後もずっと健康で元気にセカンドライフを楽しみたいと思いませんか?

  今回書く記事はまさに、そんな理想を現実にする健康寿命を20年延ばす方法を知ることができます。ですので、健康寿命を延ばしたいという方は是非今回の記事もお楽しみください!

本日も3章構成で説明していきます!
各々解説していきます。それではさっそくみていきましょう!

◆長生きする性格とは?
◆長生きする食事とは?
◆長生きに必要な3つの要素


◆長生きする性格とは?

  皆さんいきなりですが、長生きと性格には関係があるんです。特に『誠実性』という性格が長生きには物凄く関係しています!

  そもそも性格とは何かと言いますと、Big5というものが世界標準で定められています。これは5つの要因から成り立っていて、人の性格というのは、これら5つで表現できるといわれています。

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  具体的に1つずつ解説していきます。
外向性が高い人は他人のそばにいると心地よく感じたり、注目の的になること嫌がらない傾向にあります。

協調性が高い人は、他人の感情に共感し、他人をくつろわせる傾向にあります。

誠実性が高い人は、勤勉で細部に注意を払ったり、やると言ったことはや傾向にあります。

感情の安定性が高い人は、落ち着いていて、気分がコロコロ変わらない傾向にあります。

開放性が高い人は、豊かな想像力を持ち、新しい物事や新しい場所へ行ったりすることが好きな傾向にあります。

  このように5つの項目で、性格を診断することできます。
そして健康寿命を伸ばすためには、『誠実性』が最も重要な性格特性だといわれています。

  ではなぜ誠実性が重要なのでしょうか??

  これは、誠実性が高いと健康に良い行動をきちんと行うという研究結果があるからです。例えば、誠実性の高い人は、病気にあったり、体に不調を感じたりしたらきちんと医師の診察を受ける傾向にあったり、定期的に健康診断を受けたりします。
他にも、仕事や金銭、家庭事の約束は必ず約束を守る傾向にあり、こういった人は全死因の死亡率の低さと関係しています。

  こういった様々な面から、誠実性は健康寿命が長くなるといわています!

  ではどうすれば、誠実性は高められるのかといいますと、
『誠実性が高い人の行動を1つ真似る』がいいとされています!(イリノイ大学の研究から)

  例えば、毎月同じ額を貯金する、締切を守る、部屋を掃除する、少し難しい本を毎日読む、健康的な食事をする、定期的に運動をするなどがあげられます!そして、イリノイ大学で研究では、こういった真似た行動を16週間続けた結果、20%も誠実性が高くなったそうです!さらに、この誠実性は半年後も持続しました!

  つまり、誠実性が高い人の行動を真似るだけでも、誠実性は高められるということです。ですので、健康寿命を伸ばすために自分がした約束や期日は守るようにして、『誠実性』高めていきましょう!


◆長生きする食事とは?

  この章では、健康寿命を伸ばすための食事方法を3つご紹介します!


1.抗酸化物質を摂取すること

  これは体の老化の原因になる酸化を防止できるからです。
具体的には、揚げ物、アルコール、タバコ、大気汚染、農薬を体内に取り込んだり、フリーラジカルという悪質な細胞が体内で生成されたときに活躍するのが『抗酸化物質』なのです。

  フリーラジカルとは何かといいますと、細胞がブドウ糖を変換する過程で体内で生成されてしまうものです。これは本来、原子や分子に対になっているイオンが対ではなくなってしまい、不安定になっている状態です。このフリーラジカルはDNAや細胞膜に損傷を与えてしまい、糖尿病やパーキンソン病、アルツハイマー病などを引き起こします。それにより寿命を縮めるとされています。

  しかし、抗酸化物質にはこのフリーラジカルを除去してくれる働きがありますので、体を健康にしてくれるということです。
ですので、抗酸化物質として、βカロテンビタミンC・Eフラボノイドといった成分を摂取していきましょう!

  また、こういった成分をサプリメントからではなく、食事から摂取することをオススメします!


2.LDLコレステロールを下げること

  これは、動脈硬化のリスクを下げるためです。健康診断の結果でもみるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いと、動脈に蓄積し、硬く狭くなり、それにより動脈硬化を引き起こしてしまいます。すると心臓病のリスクが高まってしまいます。

  ではどうしたらいいのかといいますと、『水溶性食物繊維』食べましょう!水溶性食物繊維を含む食材を食べると、消化器系でLDLコレステロールの分子と結合して、それらを体外に排泄してくれます。

  ですので、オーツ麦、全粒穀物、豆類、りんご、いちご、柑橘類、なす、おくらなどを食べましょう!他にも、脂肪分が多い魚やナッツもLDLコレステロール値を下げるのに有効で、ナッツは57g/日 食べるだけで、5%もLDLコレステロール値が下がるといわれています。LDLコレステロール値が気になる方は、ナッツや魚も摂取していきましょう!


3.kcal制限をする

  これは、様々な健康本でいわれていますが、kcal制限も健康になるといわれています。具体的には、サーチュインという長寿遺伝子が活性化されます。マウスの研究では、この遺伝子が活性化するとDNAが修復し、記憶力が向上運動持久力が向上することがわかっています!

  加えて、『AMPK』が活性化されます。これは、カラダのエネルギー代謝効率を改善することによって寿命を伸ばしたり、他にもインスリン抵抗性の改善肥満の改善する可能性があります!

  実際に、健康食を与えたラットは、30-40%長生きするということが研究ではわかっています!ですので、16時間断食などを含めた『kcal制限』は長生きに効果的ということがいえます!

  このように食事の面から、『抗酸化物質の摂取』『水溶性食物繊維の摂取』『kcal制限』の3つを取り入れ、健康寿命を伸ばしていきましょう!



◆長生きに必要な3つの要素

  この章では、脳科学的な観点から健康寿命を伸ばすために重要な3つの要素を解説していきます。

要素1:子供時代の経験

  これは、僕達自信が長生きをするためにというよりは、自分の子供の健康寿命を伸ばすための要素かと思います。ポイントは2つあります。

ポイント1:脳震盪

  実は、子供の頃に脳震盪起こしたことがある場合、将来認知症になる可能性が2〜4倍もあるんです。ですので、頭突きをするスポーツや、ものや他人と接触するスポーツ(ラグビーやアメフト、格闘技)は、将来的に認知症時なる可能性が高くなってしまうということです。

ポイント2:親からの愛情

  子供の頃、特に生後1年目のときに親から愛情をしっかりと注がれないと将来、長期的に信頼関係を築きあげるのが難しい大人に成長してしまうといわれています。

  これは、生後早期に愛情を注がれなかった場合、脳において炎症を軽減する免疫系のFB機構の一部や、ストレス反応の主要構成要素である海馬の一部に影響を及ぼしてしまいます。他にも、成長や性機能、コルチゾールやアドレナリンといったホルモン分泌を調整する下垂体と副腎に影響します。

  ですので、生後1年目の傷つきやすい時期には、子供に沢山寄り添い、抱きしめることを推奨します。

要素2:自然環境の中で運動をする

  これは、認知機能を維持するためです。
具体的に、地面がデコボコしているような変化に富んだ環境で運動をすることによって、足取りや足の角度・バランスやペースを維持するために脳を使います。すると特に、記憶を司る海馬を刺激することがでいき、認知機能の低下をふせぐことができます!

  ですので、公園や山などの、デコボコした環境を毎日10分ゆっくり歩くだけでもいいですので、自然の中での運動を取り入れてみましょう!

要素3:社会的交流を続ける

  実は他人との交流というのは、自分たちが思っている以上に複雑な作業でそれによって脳の認知機能は鍛えられているんです。具体的には、リアルタイムの対面で会話をすると、相手のボディランゲージや顔の表情、話の輪郭を読み取る必要があります。

  さらに会話の中では、共感や思いやり、論理、順序交代といった高度な認知操作を行う必要があります。

  実際にカロリンスカ研究所の研究では、強力な社会的ネットワークを持つ人は認知症になる確率は、60%も低いことが示されています。ですので認知機能を高めるために、老後も友人と音楽を演奏してみたり、ゴルフをしてみたり、カフェ会をしたりしてみましょう!

  このように食事運動社会的交流など、少し意識するだけで将来、元気で過ごせる期間が長くなると思いますので是非参考にしてみてください!

  では皆さん、次回お会いしましょう!✨👋🏻


 

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