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目指すべきはグルテンフリー

Table of contents

◆グルテンとは
◆グルテンが身体にもたらす影響
◆グルテンフリー健康法とは

◆グルテンとは

グルテンとは、小麦などの穀物に含まれているたんぱく質の1つであり、パンやケーキを膨らませたりもちもち感を出すために関係している成分のことだ。

グルテンという成分は元々はなかったが、人間の手によって『グリアジン』『グルテニン』『水』の3つを捏ね合せてつくられた、言わば人工的なたんぱく質である。

グルテンアレルギーといって、疲れが溜まりやすくなったり、アトピーや肌荒れなどの症状を引き起こすこともある。


◆グルテンが身体にもたらす影響

グルテンは、パンやパスタ、うどん、ピザ、クッキーなどに含まれている。

このグルテンを含むものの何が悪いかというと、代表的な疾患は『セリアック病』だ。小腸を傷つけてしまい栄養を吸収できなくなる疾患でアメリカでは1/130がなっているものがある。
それにより、腹痛、下痢、便秘、体重の減少、逆に過体重になってしまうこともある。

更に代表的な影響を4つ
1.腸の粘膜を荒らす
本来タンパク質は、たんぱく質→ペプチド→アミノ酸へと分解され吸収される。しかしグルテンの場合、ペプチドの形のまま小腸に残ってしまう。そして、粘膜が弱っていたり、腸内環境が悪いとグルテンが腸内で炎症を起こしてしまうのだ。

2.興奮しやすくなる
小麦のアミノ酸の配列は、麻薬であり鎮痛剤としても使用される『モルヒネ』とそっくりなのだ。
なので、グルテンを摂取すると脳内で中毒症状を引き起こしたり、心を安定させる『セロトニン』や『GABA』といったホルモン分泌が出づらくなり、興奮してしまうのだ。そうなると、記憶力が曖昧になったり、情緒不安定になったり、うつになったりしてしまうのだ。

3.老化・疲労感を引き起こす
グルテンは活性酸素を作るのだ。
活性酸素とは、簡単に言うと身体を錆びさせる物質である。
先程言った通りグルテンは腸内で炎症を起こす。炎症を起こすと活性酸素をつくりだしてしまう。本来活性酸素を代謝してくれる物質をグルテンは取り込み阻害するのだ。そうなると、細胞が錆びてしまいがんや糖尿病、しみやしわ、動脈硬化の危険が高まるのだ。

4.肥満・メタボを引き起こす
腸内の粘膜で炎症を起こすと、インスリン抵抗性を引き起こし、中性脂肪をどんどん体内に取り込んでしまう。
そして、腸内で炎症を起こすと糖質の量を判断しインスリンの分泌を促進する『GLP-1』の働きが低下してしまい糖を代謝出来ずに、血糖値が上がってしまい肥満になる。
さらに、食欲を抑えてくれる『PYY』というホルモンが腸内で炎症が起きると働きづらくなる。
そうなると、食欲を抑えきれずに食べてしまうのだ。

最後に、グルテンフリー法を見ていこう!

◆グルテンフリー健康法とは

まずは2週間、グルテンを食生活から抜いてみよう!

グルテンを含む主な食べ物
パン・サンドイッチ・ハンバーガー・ピザ・カレーのルー・ラーメン・パスタ・うどん・天ぷら・たこ焼き・肉まん・トンカツ・スナック菓子・ビール・麦茶・醤油など...

特に強力粉を使ったパンやピザは多くのグルテンを含んでいる。

これらを2週間抜いてみて、何も変わらなければグルテンのアレルギーではないということなのでいつも通り食べてOK!!

逆に、アトピーが改善した、花粉症・鼻炎がマシになった、肌荒れがマシになったという方はグルテンアレルギーの可能性が高い。

こういったグルテンを食生活から抜くことを
グルテンフリー健康法と言うのだ。

ぜひチャレンジしてみて💥

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