女性だけでなく、男性にも知ってほしい緊急避妊ピル
こんにちは、タケです。いかがお過ごしでしょうか?
本日は緊急避妊ピル(レボノルゲストル1.5㎎錠)についてご紹介できればと思います。
レボノルゲストル1.5㎎錠とは?
黄体ホルモンであるレボノルゲストルが1.5㎎含まれています。
国内で初緊急避妊ピルという効能を取得したジェネリック医薬品です。
WHO(世界保健機関)にてエッセンシャルドラッグ(必須医薬品)として推奨されています。
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黄体ホルモン(プロゲステロン):妊娠を継続するためのホルモン。
排卵の後から次回の生理までの2週間程度分泌される。
分泌されることにより体温が高温になる。
さらには「体重の増加」「むくみ」「イライラ」「眠気」なども現れる。
各々によって症状は異なる。この症状を月経前症候群(PMS)という。
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レボノルゲストル1.5㎎錠の効果は?
このクスリによる避妊効果は服用する時期により異なる。
クスリを服用しても妊娠する率(失敗率)は0~1.5%とされています。
できるだけ早く飲むほうが効果があるとされており、WHOの調査によると
クスリを服用する時間と妊娠を阻止する確率は次のようになります。
・24時間以内であれば(99%)
・25~48時間時間であれば(98%)
・49~72時間であれば(97%)
※上記はクリニックから頂いた資料を参考にして書いています。
レボノルゲストル1.5㎎錠の副作用は?
このクスリによる副作用は、高用量のホルモン剤を服用するため
不正子宮出血(15%)、頭痛(13%)、悪心(10%)が比較的多くみられ
上記以外に倦怠感、傾眠、嘔吐なども、みられることがあるそうです。
レボノルゲストル1.5㎎錠の飲み方は?
性交渉があってから72時間以内に1錠を服用
飲んだ後、2時間内に吐いた場合は新しく1錠を服用
レボノルゲストル1.5㎎錠を服用後の出血は?
月経周期のいつ服用したかにより出血の時期が異なる。
通常7~14日後に生理が始まる。
低用量ピルを引き続き服用した場合はシートの23錠項目に生理が始まる。
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最後に緊急避妊ピルは、あくまでも緊急的に用いるものです。
「緊急避妊ピルがあるから普段避妊を
しなくて大丈夫」ということでは
ありませんのでご注意ください。
避妊の失敗があった時の「緊急手段」として知って頂ければと思います。
緊急避妊ピルを普段の避妊法として使うのはおすすめできません。
もっと詳しい詳細が知りたい方は下記ページをオススメします。
https://pilcon.org/help-line/afterpill