29. [婚活１人目] 持ち家があるAさん　その④

前の話はこちら　その③

とりあえず、相手が落ち着くまで黙っていた。

「ごっごめんなさいちょっと気持ちが溢れちゃって、、もう大丈夫です！
でも３６子さん、、やさしいですね。話ちゃんと聞いてくれて！」

「え！？」
（あ、、黙ってだけなんだど好感度が上がってしまった。。）

「はぁ、、まぁ大変でしたね」

と珈琲を飲もうとした時

「あっやっぱり砂糖もミルクも入れない！さっき相談所でも紅茶に砂糖もミルクもいれなかったですよね」

「・・・え？それが何か？」

「ブラックで珈琲とか飲む人めずらしいなって思って、、僕は砂糖たっぷり派です！！」

（甘いものアピールもういいです！）

「お菓子作りは好きなのに甘いの嫌いなんですか？！」
「僕は甘いお菓子が好きなんですよ！ケーキ食べて気分変えますね！
３６子さんもケーキ頼めばよかったのに・・・」

態度がコロコロ変わるAさん
急にどうでもいいこと突っ込んできて。

普段ならそんな事指摘されてもスルーしてたんだろうけれども、Aさんには嫌悪感しかなかったので、そんなとこまでチェックされてたのかと思うと気持ち悪さがました。

ケーキを食べて気を取り直したAさんは、
また自分の事を語り始めた。